核および天体物理学1
041-B-691

担 当 者 単 位 数 配当年次 学 期 曜 日 時 限
井田 大輔 教授 2 3~4 第2学期 2

授業概要

一般相対論の基礎的事項を解説したのち, 膨張宇宙のモデル, ブラックホール, 重力波などへの応用例をみる。

到達目標

重力の理論についての基礎的な概念を習得し, 膨張宇宙などの応用例を概観する。

授業計画

1 膨張宇宙
2 時空 I: 無限小距離
3 時空 II: 時空上の微積分
4 時空 III: 物質の場, 重力場の方程式
5 宇宙モデル I: Friedmann方程式
6 宇宙モデル II: 宇宙論パラメータ
7 星の終末 I: 白色矮星
8 星の終末 II: 中性子性
9 星の終末 III: ブラックホール
10 重力崩壊
11 特異点 I
12 特異点 II
13 重力波 I
14 重力波 II
15 理解度の確認

授業方法

黒板を用いた通常の講義形式をとる。

準備学習

講義の復習をすること。

成績評価の方法

レポート:70%(自分の言葉で説明ができているか。推論が明確か。)
平常点(クラス参加、グループ作業の成果等):30%
主にレポートによって評価する。

参考文献

ランダウ, リフシッツ『場の古典論』、東京図書

その他

特殊相対論を修得していること。