基礎科学実験2(物理)化1年
042-A-152

担 当 者 単 位 数 配当年次 学 期 曜 日 時 限
高橋 利宏 教授
西坂 崇之 教授
中根 大介 助教
開 康一 助教
池田 久美 講師
坪倉 祐一 講師
水谷 巽 講師
水野 潤 講師
1 1 第2学期 3、4、5

授業概要

物理学に関連する実験を実際に体験することで、基礎的な実験技術の習得と物理学に対する理解を深めることを目的とする。具体的には、電気回路や光学等に関する基礎的な測定技術の習得、熱学や原子論等の基礎的概念の形成、精密測定実験の体験を行う。

到達目標

まず、実験は楽しいものであることを発見する。本当に楽しむためには、実験の目的、測定原理、実験技術を理解しておくことが必要なことを知る。自らの手を動かして測定、解析を行う体験をする。

授業計画

1 ガイダンス
2 原子のスペクトル
3 物質の比熱
4 重力加速度の測定
5 光の回折の実験
6 ブラウン運動の観測
7 オシロスコープの実験(操作基礎、正弦波の観測)
8 オシロスコープの実験(2つの入力信号の同時観測、CR回路特性の測定)
9 まとめ

授業方法

毎週、異なるテーマについて実験し、結果をまとめ、簡単なレポートを提出する。実験で得られたデータの一部はコンピュータを活用して、分析・整理する。

準備学習

事前にテキストをしっかり読んでくること(約30分)。予習問題が与えられている場合、事前に解いて、結果をあらかじめ実験ノートに書いておくこと。

成績評価の方法

レポート:50%
平常点(クラス参加、グループ作業の成果等):50%

教科書

物理学科で作成したテキストを配布する。

履修上の注意

第1回目の授業に必ず出席のこと。