美術館学特殊研究
13A-F-220

担 当 者 単 位 数 配当年次 学 期 曜 日 時 限
第2学期  小泉 順也 講師 4 D/M 通年 2

授業概要

社会・政治・経済の文脈も意識しながら、豊富な事例を取り上げて美術館の歴史と現状を考察します。第
1学期はフェルテンズが日本、アメリカ、ドイツの日本美術コレクションをめぐる問題を取り上げます。
第2学期は小泉が日本とフランスを中心とした西洋近代美術の領域を扱います。

到達目標

自らの専門分野に関わる美術館への理解を深めるとともに、それを超えた地域や時代の美術館についても
一定の知識を身に付け、現状を把握することが目標となります。

授業計画

1 授業内容の紹介
2 日本:日本における西洋美術の受容
3 日本ケーススタディー1:大原美術館
4 日本ケーススタディー2:ブリヂストン美術館
5 日本ケーススタディー3:国立西洋美術館
6 日本ケーススタディー4:ポーラ美術館
7 日本ケーススタディー5:日本各地の美術館
8 日本:ミュージアムと「国立」の枠組み
9 グローバル:美術館と自然史博物館
10 フランス・ケーススタディー1:オルセー美術館
11 フランス・ケーススタディー2:21世紀のルーヴル美術館
12 フランス・ケーススタディー3:ポン=タヴェン美術館
13 レポート中間報告(A4・1枚程度で概要を提出)とディスカッション
14 日本:展覧会とフランス近代美術
15 まとめと質疑応答
受講者と相談の上、見学会を実施する可能性があります。

授業方法

パワーポイントでスライドを提示しつつ講義を進めていきます。

準備学習

授業で取り上げた美術館や展覧会などに、可能な範囲で足を運んでみてください。

成績評価の方法

レポート:80%
平常点(クラス参加、グループ作業の成果等):20%
※博士前期課程と博士後期課程、それぞれの基準に応じて成績評価を行う。

教科書

特定の教科書は使用しません。

参考文献

参考文献は授業内で紹介します。

履修上の注意

第1回目の授業に必ず出席のこと。