生命科学先端研究技術演習Ⅱ
144-F-725

担 当 者 単 位 数 配当年次 学 期 曜 日 時 限
安達 卓 教授
小島 修一 教授
高島 明彦 教授
菱田 卓 教授
2 M 集中(通年)

授業概要

生命科学の専門分野において高度な研究を行う能力を養うために、特に先端的な実験技術を選んで身につけさせ、実験で得たデータをどのようにまとめるかなど、研究を円滑に進めることを助ける目的で行う。また、公正な研究活動を遂行するために、試料・実験ノートの保存・管理の方法について、より深く学ぶ。

到達目標

先端的な実験技術について、自らの手で実践することにより、単に耳で聞くよりも、より深く理解することを目標とする。

授業計画

1 ガイダンス
2 タウタンパク質の凝集試験-1 実習の目的と背景、意義および実験方法・材料の説明
3 タウタンパク質の凝集試験-2 凝集反応とその観察
4 タウタンパク質の凝集試験-3 前回の実験・演習の結果のまとめと考察
5 ショウジョウバエの組織観察-1 実習の目的と背景、意義と実験方法・材料の説明
6 ショウジョウバエの組織観察-2 成虫原基におけるモザイククローンの誘発と可視化
7 ショウジョウバエの組織観察-3 前回の実験の結果のまとめと考察
8 酵素タンパク質の特徴付け-1 実習の目的と背景、意義および実験方法・材料の説明
9 酵素タンパク質の特徴付け-2 精製、活性測定ならびに結晶化
10 酵素タンパク質の特徴付け-3 前回の実験の結果のまとめと考察
11 出芽酵母の細胞周期観察-1 実習の目的と背景、意義および実験方法・材料の説明
12 出芽酵母の細胞周期観察-2 同調細胞を用いた細胞周期の顕微鏡観察
13 出芽酵母の細胞周期観察-3 同調細胞を用いた細胞周期のFACSによる解析
14 全体のまとめ
15 レポート作成

授業方法

一人またはグループ単位で実験し、それらを纏めて定期的にレポートを提出する。

準備学習

事前に配布される実験書等に目を通し、原理と方法を理解しておくこと。

成績評価の方法

レポート:50%
平常点(クラス参加、グループ作業の成果等):50%
講義および実習への参加とレポートによる。

教科書

資料を配布する。

履修上の注意

履修者数制限あり。
第1回目の授業に必ず出席のこと。

その他

使用する機器などの関係から履修制限をすることがあります。