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情報数理解析入門1・B
―データ処理―
001-D-101
担 当 者 |
単 位 数 |
配当年次 |
学 期 |
曜 日 |
時 限 |
髙橋 裕 講師
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2 |
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第1学期 |
水 |
4 |
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現在、家庭用企業用をとわず多くのPCには表計算ソフトウェアが導入されている。そこで、本講では最も普及していると思われる表計算ソフトウェアMicrosoft Excelを利用して、統計処理の基礎を学ぶ。受講者はMicrosoft WordとExcel(グラフ作成と式・関数の入力程度)技術があることを前提とする。
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身の回りの情報を加工し、客観的な知見を得られる統計情報を自ら生成できる基礎力を持つようになる。
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1 |
PCを使った統計とは |
2 |
Excel利用技術の確認 |
3 |
グラフ・ヒストグラム |
4 |
ソート・抽出 |
5 |
度数分布表 |
6 |
代表値・散らばりの尺度の計算 |
7 |
二次元データの分析 |
8 |
点推定と区間推定 |
9 |
母平均の差の検定 |
10 |
母分散の比の検定 |
11 |
独立性の検定 |
12 |
分散分析 |
13 |
回帰分析 |
14 |
授業のまとめ |
15 |
自主研究 |
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PCを利用して、実習を中心に進める。
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Microsoft Excelの操作を復習しておくこと。
- レポート:70%(学期末課題に対する評価)
- 平常点(クラス参加、グループ作業の成果等):30%(授業中に指示した提出物に対する評価)
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奥 喜正・高橋 裕『データ解析の実際』、丸善プラネット、2013年、ISBN=9784863451810
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教科書は科目の内容の理解のためのみならず、課題提出物の作成にも必要なので、必ず用意すること。
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宮川 公男『基本統計学』、有斐閣、ISBN=9784641160569
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授業は実習を中心として進められるので、理論的な数式展開を知りたい学習者は参考文献をはじめとする統計学の教科書を合わせて読むことを勧める。
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履修者数制限あり。
第1回目の授業に必ず出席のこと。
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毎回の講義は前回までの理解を前提として進められるので、疑問があればその日のうちに質問してほしい。また、欠席をした場合は、必ず他の受講者に講義内容(必要があれば資料やノート)を確認して、各自自分で補っておくこと。レポート提出は、計算機センターの「レポート提出」「Gポート」機能を利用するので、PC操作(ログオンの仕方、ワープロ操作とマウス操作程度)に不安のある者は計算機センターにて資料を得て練習しておくこと。履修希望者が一定の数を超えた場合には、人数を制限することがあるので、履修希望者は必ず第1回目の授業に参加すること。出席していない学生は履修を認められないことがあるので注意すること。