情報処理2
概論―
001-D-310

担 当 者 単 位 数 配当年次 学 期 曜 日 時 限
久保山 哲二 教授 2 第2学期 2

授業概要

膨大な数のコンピュータがインターネットで相互接続され、人間のコミュニケーションや問題解決のためのあらゆる機会に利用されている。この授業では、インターネットを含む情報通信技術の歴史と、インターネット上でのデータの伝送を実現している要素技術について学ぶ。

到達目標

・インターネット上でのデータ表現と伝送速度について理解する。
・インターネットで用いられているプロトコルの階層構造について理解する。
・インターネットを支える要素技術と理論の広がりについて理解する。

授業計画

1 授業の概要
2 情報通信の歴史
3 データ伝送に関わる単位
4 伝送媒体と情報伝送
5 インターネットの諸概念とプロトコル階層
6 イーサーネットとLAN
7 経路制御
8 ホスト間通信
9 IPアドレスとアドレス解決
10 ネットワークセキュリティ
11 聴講者による調査発表
12 情報理論(データ圧縮)
13 情報理論(通信路符号化)
14 まとめ
15 自主研究
不明な点があれば自由に質問ができるように、コンピューター教室で匿名のチャットシステムを併用して授業を進めます。

授業方法

講義形式(聴講者による発表とコンピューターによる実習を含む)

準備学習

授業内容を次週までに復習し、課題がある場合には次の授業前に解いておくこと(約30分)。

成績評価の方法

レポート:60%(レポートの内容についての発表も含みます)
小テスト:10%
平常点(クラス参加、グループ作業の成果等):30%

参考文献

アンドリュー・S・タネンバウム, デイビッド・J・ウエザロール『コンピュータネットワーク』第5版、日経BP社2013年、ISBN=9784822284763
Douglas E.Comer (著), 神林 靖 (監修, 翻訳)『コンピュータネットワークとインターネット』第6版、翔泳社2015年、ISBN=9784798138084

履修上の注意

第1回目の授業に必ず出席のこと。