● 日本語表現法Ｆ
―文章力を身につける―

007-D-012

　本授業は、日本語の表現についての知識を深め、現代社会で要求される文章を書く力を付ける授業です。具体的には、明快な文章を書くための技術を学んだ後、テーマを決めて文章を書き、グループで発表し合います。また、互いの文章を添削することで、文章を客観的に見る力を養います。文章を組み立てる技術と、発想を豊かにする方法を習得することも目的とします。

・わかりやすい文章を書くことができるようになる。
・アウトラインを作って書くことができるようになる。
・他者の文章を批判的に見ることができるようになる。
・自己の文章を客観的に見ることができるようになる。

1	ガイダンス
2	事実を伝える文章とは
3	文の順序を考える
4	自分史の一場面を書く
5	伝言メモを書く
6	わかる文章を書く方法
7	説得力を増す方法
8	文章作成の基本・パラグラフを設けて書く
9	意見文を書く
10	文章を組み立てる手順
11	発想の技術
12	チェックリストの利用
13	アウトラインリストの利用
14	まとめ
15	到達度確認

受講者の人数によっては、授業方法を変更する可能性がある。

講義と実践練習（文章を書く、分析する、欠点を修正する）　
グループディスカッションや、他者の文章を添削する練習も行う。

提示されたテーマで文章を書き、次回授業時に提出すること。（1～2時間）

レポート：40％（構成のしっかりした、明快な文章が書けているか。）

平常点（クラス参加、グループ作業の成果等）：30％（受講姿勢も平常点で評価する。）

作文・添削：30％（授業で学んだ内容を実践できているかをチェックする。）

提出された作文は、添削・コメントを付与の上、返却する。

適宜プリントを配布する。

樺島忠夫『文章術　―「伝わる書き方」の練習』（角川ONEテーマ21）再版、角川学芸出版、2009年、ISBN=9784047041158

履修者数制限あり。（25名）
第1回目の授業に必ず出席のこと｡

希望者多数の場合、抽選を行う。日本語表現法E（1学期）もしくは日本語表現法F（2学期）の履修を希望する者は、必ず第１学期（4月）の１回目の講義（ガイダンス）に出席すること。

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