日本語表現法G
社会人に向けての文章能力―
007-D-012

担 当 者 単 位 数 配当年次 学 期 曜 日 時 限
竹内 直也 講師 2 第1学期 1

授業概要

社会人にとって求められる日本語力は、目上の人に対する正確なコミュニケーション表現と、ビジネス文書などを書く際の的確な表現力である。本講義では、社会人になるために必要とされる日本語表現力を、ビジネスコミュニケーション、およびビジネス文書を通して学習していく。社会人として求められるより正確で簡潔な表現力を大学生のうちに学習することで、大人の文章力を理解し、社会人になるための第一歩として大人の文章力を育成することを目的とする。

到達目標

1.将来の社会人に向けてのビジネスコミュニケーションを理解できる。
2.社会人に必要なビジネス文書の書き方を学習できる。

授業計画

1 ガイダンス
あいさつの方法
2 敬語の使い方
3 敬語の応用:電話の応対
4 ビジネスプレゼンテーションの方法
5 ビジネスコミュニケーション①
クレームの応対
6 ビジネスコミュニケーション②
意見を述べる
7 ビジネス社内文書の書き方①
報告書、連絡書
8 ビジネス社内文書の書き方②
議事録
9 ビジネス社内文書の書き方③
企画書・稟議書
10 ビジネス社内文書の書き方④
始末書
11 ビジネス社外文書の書き方①
案内状
12 ビジネス社外文書の書き方②
回答書
13 ビジネス社外文書の書き方③
依頼状
14 ビジネス社外文書の書き方④
詫び状・督促状・抗議状
15 授業のまとめ

授業方法

講義のうえで、練習問題を実際にとき自己採点していく。

準備学習

テキストの該当箇所をあらかじめ読んでおくこと。

成績評価の方法

平常点(クラス参加、グループ作業の成果等):20%
授業内での取り組み:80%(課題の解答および練習問題の自己採点)
練習問題の間違いは採点対象としない。自分で間違いを見抜き、それを修正できているかが採点対象となる。

教科書

真田治子・野原佳代子・長谷川守寿(編著)『大学生のための社会人入門トレーニング コミュニケーション編』、三省堂2011年、ISBN=978-4-385-36543-5

履修上の注意

履修者数制限あり。(25名)
第1回目の授業に必ず出席のこと。

その他

日本語表現法G・H履修希望者は、抽選を行うので、いずれの履修希望者も第一学期1回目の講義に遅刻なく出席すること。
授業時は採点用のペン(記入用のペンとは違う色)を用意すること。