海外フィールド研修(欧州・日本研究)
007-D-016

担 当 者 単 位 数 配当年次 学 期 曜 日 時 限
小林 立明 准教授
井上 寿一 教授
2 集中(通年)

授業概要

本授業では、夏期におこなわれる国際研究教育機構主催の「学習院ーアルザス欧州日本学研究所提携プログラム」に参加する学生に、短期研修中におこなわれる海外での学生との交流などを通じて、グローバルな視野と国際交流への意識を喚起する。短期研修を開催するストラスブールは、フランスとドイツとの国境に位置しており、ヨーロッパの多様な文化を実感できる土地である。国境であるがゆえに、第一次世界大戦の激戦地であったこと、現在は欧州評議会などの国際機関が設置されていることなどから、多様性と寛容性を学ぶことのできる地域である。これまでに学んできた経験やそれぞれの個性を生かしつつ、短期研修での体験を通じて、グローバルな社会で活躍することへの意識を高めていくことを目標とする。

到達目標

短期研修中におこなわれる現地学生との交流や、欧州評議会などの訪問体験を通じて、ヨーロッパの多様な文化、歴史、現状などの学習、母国語以外で自分の意見の発信、文化や習慣の異なる他者の境遇への想像力を養うことができるようになるなど、国際性に必要なものを実体験として自分自身で考えることができるようになる。

授業計画

1 プログラム内容についての説明、および現地での報告会内容決定とグループ分け。
2 事前研修(報告会準備など)
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9 短期研修(夏期集中)
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授業方法

説明会において第1回目以降のスケジュールについて説明する。授業では、事前研修のグループごとに発表の準備をおこなう。その際、現地で実際にする報告を参加者全員の前で行う。

準備学習

第1回の授業に先立ち、プログラム参加希望者を対象に、アンケート調査および志望動機の記入などに関するガイダンスをおこなう。参加者多数の場合は、その後面接をおこない、参加者を選考する。説明会にて第一回目以降のスケジュールなどについても説明する。第1回目から8回目までの授業は、短期研修前におこなう。短期研修は9月におこなう予定である。詳しいプログラム日程は説明会および第1回目の授業でアナウンスする。

成績評価の方法

レポート:30%(課題図書の理解度と自分の意見のまとめ具合。)
平常点(クラス参加、グループ作業の成果等):30%(グループ報告における貢献度。)
短期研修中の参加態度と報告:40%(研修中の英語質問と報告内容。)

履修上の注意

履修者数制限あり。(22名)
第1回目の授業に必ず出席のこと。