裁判と法
011-D-103

担 当 者 単 位 数 配当年次 学 期 曜 日 時 限
大澤 廣 講師 2 1~4 第1学期 2

授業概要

実務の経験をふまえた上で、日本の司法と司法制度の現状等について、その概要を紹介する。

到達目標

日本の裁判制度について理解を深め,自らの意見を持てるようになる。

授業計画

1 総論
2 日本の司法制度の概観
3 最高裁判所(その1)-組織,構成など
4 最高裁判所(その2)-権限その他
5 下級裁判所-組織,構成など
6 下級裁判所の裁判官-地位,権限など
7 検察庁,検察官
8 弁護士会,弁護士-現状と課題
9 弁護士会,弁護士-役割と責任
10 日本の民事裁判
11 日本の刑事裁判1
12 日本の刑事裁判2
13 少年事件と家事事件について
14 法改正の動向について
15 理解度の確認

授業方法

原則として講義形式とする。小六法を持参すること。

準備学習

事前に参考文献の該当箇所を読んでおくこと(約30分)が望ましい。

成績評価の方法

第1学期(学期末試験):90%
平常点(クラス参加、グループ作業の成果等):10%

参考文献

市川正人・酒巻匡・山本和彦『現代の裁判』(有斐閣アルマ)、有斐閣
木佐茂男ほか『テキストブック現代司法』、日本評論社

その他

第2学期の特設演習「裁判例入門」の履修を希望する者は,「裁判と法」の第1回授業のときに選抜を行うので必ず出席すること