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数学
―文系のための微分積分学―
007-D-045
担 当 者 |
単 位 数 |
配当年次 |
学 期 |
曜 日 |
時 限 |
酒井 文雄 講師
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4 |
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通年 |
火 |
4 |
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現在、文系でも数学の知識が広く要求される。そこで、高校2年までの数学に接続して、必要不可欠な微分積分学を講義する。数列の極限、三角関数や対数関数などの主な関数とそのグラフ、関数の極限と連続の概念、微分の計算と応用、積分の計算と応用などを丁寧に解説する。経済系の学生にとっては必要最低限の知識であり、他の文系の学生にとっても教養人の常識と考えられる内容である。基本的な数学テクニックが習得できるように例題や演習問題を重視する。適宜、演習や小テストを実施する。
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関数,微分,積分の基礎を理解し、簡単な計算ができるようになること。
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1 |
オリエンテーション、数とは |
2 |
実数の性質 |
3 |
関数とグラフ |
4 |
三角関数 |
5 |
演習と小テスト |
6 |
指数関数 |
7 |
対数関数 |
8 |
数列の極限、無限級数 |
9 |
関数の極限、連続関数 |
10 |
演習と小テスト |
11 |
微分 |
12 |
微分計算 |
13 |
復習と補足 |
14 |
理解度の確認 |
15 |
自主研究 |
16 |
微分法の応用Ⅰ |
17 |
微分法の応用Ⅱ |
18 |
不定積分 |
19 |
積分計算 |
20 |
演習と小テスト |
21 |
積分と微分 |
22 |
定積分 |
23 |
積分の応用Ⅰ |
24 |
積分の応用Ⅱ |
25 |
演習と小テスト |
26 |
多変数の関数 |
27 |
偏微分 |
28 |
復習と補足 |
29 |
理解度の確認 |
30 |
自主研究 |
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講義形式.適宜,演習や小テストを実施する.
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講義で話された内容について、教科書の問題を解いてみること。
- 第2学期(学年末試験):30%
- レポート:20%(数学への関心)
- 小テスト:25%(習熟度,計算力)
- 平常点(クラス参加、グループ作業の成果等):25%
- 平常点(出席,小テスト),レポート,学年末試験を総合して判定する.
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磯島伸,桂利行,間下克哉,安田和弘『微分積分』(コア講義)、裳華房、2016年、ISBN=9784785315696
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芳沢光雄『新体系高校数学の教科書 下』(ブルーバックス)、講談社、2010年、ISBN=9784062576789
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第1回目の授業に必ず出席のこと。
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E-Mailアドレス:fsakai@rimath.saitama-u.ac.jpホームページ:http://www.rimath.saitama-u.ac.jp/lab.jp/FumioSakai.html