ドイツ語B(初級)9
002-D-121

担 当 者 単 位 数 配当年次 学 期 曜 日 時 限
川口 眞理 講師 2 通年 1

授業概要

ドイツ語Cが聴解練習や会話練習が中心であるのに対し、ドイツ語Bでは言語としての仕組み=文法の理解と定着を目指し、今後のすべてのドイツ語学習に応用できる基礎力をつけます。

到達目標

ドイツ語文法の基礎的な概念を理解し、900語程度の語彙力を身に付け、簡単なテキストを読む力、自分で作文する力を身に付けることができます。

授業計画

1 辞書について アルファベート
2 文字と発音-母音と子音
3 動詞の現在人称変化 語順
4 seinとhaben
5 名詞の性・定冠詞
6 不定冠詞
7 複数形・否定冠詞
8 不規則動詞
9 定冠詞類
10 不定冠詞類
11 人称代名詞
12 前置詞 2, 3, 4格支配
13 前置詞 3・4格支配
14 命令形
15 理解度の確認
16 形容詞
17 分離動詞 非分離動詞
18 再帰動詞
19 話法の助動詞
20 未来形 zu不定詞句
21 副文 名詞節をつくるもの
22 副文 副詞節をつくるもの
23 動詞の三基本形
24 過去形 
25 現在完了形
26 受動態 動作受動
27 受動態 状態受動
28 定関係代名詞
29 不定関係代名詞
30 理解度の確認

授業方法

文法事項の解説の後、基礎確認の練習問題やパートナー練習を行っていきます。

準備学習

新たな文法事項について予習は原則必要ありませんが、宿題・復習は丁寧にやってください(1~2時間)。ノートを作り、板書を整理し、テキストの例文や宿題は全文を書き写して声に出して読み、語彙は適宜整理して覚えていきましょう。目、耳、手、口を全部使って身に付けていく姿勢が大切です。

成績評価の方法

第1学期(学期末試験):40%(ドイツ語文法の基本的な現象(動詞の人称変化・語順・名詞類の格変化)を理解できているか)
第2学期(学年末試験):40%(時制や態、副文などより複雑な構造の文を貫く基本ルールを理解し、それを応用力する力がついているか)
平常点(クラス参加、グループ作業の成果等):20%(毎回出席し、丁寧なノート作成を心掛け、意欲的に授業中の練習や宿題に取り組んでいるか)
欠席が授業の3分の1を超えた場合、定期試験を受けることはできませんので注意してください。

教科書

荻原耕平『プロムナード やさしいドイツ語文法』初版、白水社2016年、ISBN=9784560064160

履修上の注意

履修者数制限あり。
第1回目の授業に必ず出席のこと。