ドイツ語B(初級)15
初級文法―
002-D-121

担 当 者 単 位 数 配当年次 学 期 曜 日 時 限
岡本 順治 教授 2 通年 1

授業概要

一年間を通じて、ドイツ語の文法を学びます。文法とは、一連の規則の集合で、相互に結びついたものです。母語話者なら無意識のうちに習得できて使えるようになりますが、外国語の場合は同じように無意識に学ぶのは、さまざまな理由から困難です。そこで、文法を意識的に学ぶことが近道になります。規則と具体例を学ぶことで、最終的には無意識に正しい文が作れるようになれることが最終目標です。

到達目標

ドイツ語の文が理解でき、ドイツ語で正しい文が作れるようになる。

授業計画

1 イントロダクション(授業の進め方、一般的注意、ドイツ語の概略)
2 簡単な文を作る
3 一般動詞の現在人称変化
4 人称代名詞
5 名詞の複数形
6 定冠詞と似たもの
7 不定冠詞と似たもの
8 前置詞 (1)
9 前置詞 (2)
10 形容詞の使い方 (1)
11 形容詞の使い方 (2)
12 形容詞の名詞化、命令法
13 接続詞 (1)
14 接続詞 (2)
15 理解度の確認
16 現在時制と過去時制
17 現在完了形 (1)
18 現在完了形 (2)
19 分離動詞と非分離動詞 (1)
20 分離動詞と非分離動詞 (2)
21 助動詞
22 分詞
23 zu不定詞
24 形容詞と副詞の比較表現
25 再帰代名詞と再帰動詞
26 指示代名詞と関係代名詞
27 受動態
28 間接話法
29 非現実話法
30 理解度の確認

授業方法

a) 解説は要点を押さえて短めにし、練習問題を解くところに時間をさきます。
b) 2, 3 人のグループで相談し、辞書を調べながら練習問題を解きます。
c) 分からないことがあったら、その場で尋ねて下さい(後まわしにしないこと)。
d) 知識は積み重ねることで大きく成長します。予習、復習を欠かさないように努力して下さい。

準備学習

次の課の内容の概略をつかむ(15分)、学習した内容を復習する(30分)。

成績評価の方法

第1学期(学期末試験):30%(文法項目の理解度、習得度)
第2学期(学年末試験):30%(文法項目の理解度、習得度)
小テスト:10%(簡単な学習成果の確認)
平常点(クラス参加、グループ作業の成果等):30%(積極的な授業への関与、出席)

教科書

岡本順治『ドイツ語文法へのプロローグ』、郁文堂2007年、ISBN=9784261011975

履修上の注意

履修者数制限あり。
第1回目の授業に必ず出席のこと。

その他

積極的に質問をする学生を歓迎します。