ドイツ語R(中級)10
読解を通して語彙力を高めよう―
002-D-223

担 当 者 単 位 数 配当年次 学 期 曜 日 時 限
保阪 良子 講師 2 通年 3

授業概要

ドイツ語初級文法をすでに学習した学生を対象としたクラスです。文法事項としては、基礎文法の復習や中級レベルの文法事項の勉強をします。比較的長めのテクストをなるべくたくさん読むことで、読解力と語彙力を身に着けることを目標とします。テクストのレベルはA2程度です。テクストとしては、ドイツのさまざまな年齢層が抱える夢や問題、家族、移民、ペットとのかかわりなど、広範囲かつアクチュアルなテーマを取り扱います。

到達目標

ドイツ語検定2~3級合格程度の読解力を身につけます。

授業計画

1 履修者の決定、授業の進め方のガイダンス、読解資料の配付等を行います。
2 ドイツの基本データ
3 「ドイツっぽい」とは?
4 おとなになるということ-親との関係
5 大学生活-人気学部は何?
6 大学生活-どこにどんな風に住むか?
7 外国人から見たドイツ
8 ドイツでの留学生活
9 アクティブなシニア
10 移民としてドイツに生きる
11 住居-借りるか買うか?今のトレンド
12 郊外に住む、それとも都心?
13 ドイツの住宅難
14 理解度の確認
15 予備日
16 多種多様な家族のあり方
17 Inklusionとは?
18 Inklusionの実際
19 シングル
20 パートナー探し
21 ドイツのペット事情
22 今、人気のペットは?
23 動物愛護
24 職業-働き方が変わってきた
25 終身雇用と任期型
26 職住近接と遠距離通勤
27 人工知能ができること
28 人工知能ができないこと
29 理解度の確認
30 予備日
第2学期後半、希望があれば小説などを読むことも考えています。

授業方法

読解テクストの担当者はあらかじめ決めます。最初は担当箇所は数行にとどめますが、徐々に長くして読解のスピードを上げていく予定です。全体を読まないと文脈が分かりませんし、どの意味でその語彙が使われているのか理解できなくなるので、自分の担当外の箇所もきちんと読んでください。

準備学習

読解テキストの担当箇所は必ず予習してください。自分が担当でない箇所も必ず読んでください。テキストを正しく理解するために、ドイツ語の構造と使用されている語彙の理解が重要です。質問は授業中にしてください。

成績評価の方法

第1学期(学期末試験):30%
第2学期(学年末試験):30%
平常点(クラス参加、グループ作業の成果等):40%

教科書

授業中に適宜、プリントとして配布します。

履修上の注意

履修者数制限あり。
第1回目の授業に必ず出席のこと。