フランス語B(初級)15
002-D-131

担 当 者 単 位 数 配当年次 学 期 曜 日 時 限
前山 悠 講師 2 通年 3

授業概要

フランス語圏文化学科の学生を対象に、基礎演習での学習内容をふまえながら、文法事項の整理および読み書きと会話の練習を通して、フランス語の運用力を総合的に鍛えます。写真や映像なども適宜教材として取り入れつつ、フランス語圏の文化と歴史に触れる機会も作っていきます。

到達目標

「読む」「聞く」「書く」「話す」の総合的な訓練と、文化的な知識の習得、そのためのきちんと計画された予習・復習を通して、フランス語の能力だけではなく、独力で知識を深めていくための有効な学習方法を身につけることを目標とします。そのようにして努力して身につけられた学習法は、将来にわたって役立てられるものと期待しています。

授業計画

1 不定冠詞・定冠詞
2 主語人称代名詞, 不規則動詞 être
3 不規則動詞 avoir, 疑問文, 形容詞
4 否定文
5 これまでの学習内容をふまえた総合的な演習
6 -er型規則動詞, 指示形容詞
7 -ir型規則動詞, 所有形容詞, 部分冠詞
8 不規則動詞 aller, venir, faire, prendre
9 これまでの学習内容をふまえた総合的な演習
10 非人称主語, 命令法, 時間, 序数
11 人称代名詞(直接目的補語), 比較級
12 人称代名詞(間接目的補語), 最上級
13 代名動詞
14 第1学期のまとめ
15 到達度確認
16 第1学期の学習内容の確認
17 疑問形容詞, 不規則動詞 falloir, pouvoir, devoir
18 複合過去(avoir+過去分詞)
19 複合過去(être+過去分詞)
20 半過去, 関係代名詞, 強調構文
21 これまでの学習内容をふまえた総合的な演習
22 受動態
23 単純未来
24 ジェロンディフ, 感嘆文, 中性代名詞
25 これまでの学習内容をふまえた総合的な演習
26 条件法現在
27 接続法現在
28 これまでの学習内容をふまえた総合的な演習
29 第2学期のまとめ
30 到達度確認
上記の予定を目安としますが、受講者の理解度によって進度は調整します。

授業方法

基本的には、教科書の各項目に沿って進めます。問題演習を通した実践を積極的に行い、グループワークも適宜取り入れていきます。

準備学習

毎回の授業の最後に、次回に向けた予習・復習内容を、やり方も含めて細かく伝えます。教科書を題材にして適宜小テストを行いますので、それに向けて準備をしてもらうことが中心になります(約1時間)。

成績評価の方法

第1学期(学期末試験):30%
第2学期(学年末試験):50%
小テスト:10%
平常点(クラス参加、グループ作業の成果等):10%

教科書

澤田直之、リリアンヌ・ラタンジオ、黒川学『アミカルマン — フランス語・フランス文化の誘い』、駿河台出版社

参考文献

仏和辞典の種類については、基礎演習での指示に従ってください。

履修上の注意

履修者数制限あり。
第1回目の授業に必ず出席のこと。