フランス語C(初級)8
002-D-132

担 当 者 単 位 数 配当年次 学 期 曜 日 時 限
前山 悠 講師 2 通年 1

授業概要

フランス語を一から始める学生を対象に、基礎文法の学習および読み書きと日常会話の練習を行いながら、フランス語の総合的な運用力の向上を図ります。写真や映像なども適宜教材として取り入れながら、フランス語圏の文化と歴史に触れる機会も作っていきます。

到達目標

「読む」「聞く」「書く」「話す」の総合的な訓練と、文化的な知識の習得、そのためのきちんと計画された予習・復習を通して、フランス語の能力だけではなく、独力で知識を深めていくための有効な学習方法を身につけることを目標とします。そのようにして努力して身につけられた学習法は、将来にわたって役立てられるものと期待しています。

授業計画

1 Leçon 0 : フランスとフランス語に親しむ(アルファべ)
2 Leçon 1 : 挨拶する(発音と綴り字)
3 Leçon 2 : 名前、国籍、職業を言う(主語人称代名詞、êtreの使い方、形容詞)
4 Leçon 3 : 年齢を言う、家族を語る(名詞の性・数、不定冠詞、avoirの使い方、否定文)
5 Leçon 4 : 好きなものを言う(定冠詞、第1群規則動詞、疑問文)
6 これまでの復習
7 Leçon 5 : 持ち物を言う(指示形容詞、所有形容詞)
8 Leçon 6 : 友達について話す(形容詞)
9 Leçon 7 : 尋ねる(疑問代名詞、疑問副詞)
10 これまでの復習
11 Leçon 8 : 近い未来、近い過去のことを語る(近接未来・近接過去、定冠詞の縮約、中世代名詞y)
12 Leçon 9 : 時間、天候を言う(疑問形容詞、非人称構文)
13 Leçon 10 : 数量を表す(部分冠詞、数量の表現、中性代名詞en)
14 第1学期のまとめ
15 到達度確認
16 第1学期の学習内容の確認
17 Leçon 11 : 紹介する (補語人称代名詞)
18 Leçon 12 : 一日を語る(代名動詞)
19 Leçon 13 : 頼む、命令する(命令法、義務を表す表現)
20 Leçon 14 : 未来のことを語る(未来形)
21 これまでの復習
22 Leçon 15 : 過去のことを語る I(複合過去)
23 Leçon 16 : 過去のことを語る II(半過去、大過去)
24 Leçon 17 : 人やものについて語る(関係代名詞、指示代名詞)
25 これまでの復習
26 Leçon 18 : 比較する(比較級、最上級)
27 Leçon 19 : 受け身の形を使う(受動態、現在分詞、ジェロンディフ)
28 これまでの復習
29 第2学期のまとめ
30 到達度確認
上記の予定を目安としますが、受講者の理解度によって進度は調整します。

授業方法

毎回の授業は、基本的に次の順番で進めていきます。
①小テストなどを通して、前回の学習内容の確認
②教科書の会話文の音読
③文法事項の説明
④練習問題
⑤グループ・ワーク、ゲームなどを取り入れた会話の練習
⑥写真や映像などを見ながら、フランス語圏の文化と歴史の学習

準備学習

毎回の授業の最後に、次回に向けた予習・復習内容を、やり方も含めて細かく伝えます。教科書の会話文を題材にして適宜小テストを行いますので、それに向けて準備をしてもらうことが中心になります。

成績評価の方法

第1学期(学期末試験):30%
第2学期(学年末試験):50%
小テスト:20%

教科書

Y. Fujita, T. Fujita, S. Gillet『Mon premier vol : Tokyo-Paris (Nouvelle édition)』、駿河台出版社2010年、ISBN=9784441011145

参考文献

辞書については初回授業で指示します。

履修上の注意

履修者数制限あり。
第1回目の授業に必ず出席のこと。