フランス語C(初級)21
フランス語を学び、フランス文化に親しむ―
002-D-132

担 当 者 単 位 数 配当年次 学 期 曜 日 時 限
中山 慎太郎 講師 2 通年 2

授業概要

フランス語を初めて学ぶ学生を対象に、初級文法を学びつつ、日常会話の練習を通して知識の定着と運用能力の向上を目指します。また、写真や映像資料などを用いてフランス語圏の文化や歴史に接する機会を設けます。

到達目標

1. 辞書を使って簡単な文章を読み、基礎的な日常会話ができるようになる。
2. フランス語圏の歴史や文化に触れることで、知らない世界・身近ではない世界に向かって目を開く楽しさを知る。

授業計画

1 ガイダンス
2 挨拶する(発音と綴り字)
3 名前、国籍、職業を言う(主語人称代名詞、êtreの使い方、形容詞)
4 年齢を言う、家族を語る(名詞の性・数、不定冠詞、avoirの使い方、否定文)
5 好きなものを言う(定冠詞、第1群規則動詞、疑問文)
6 理解度の確認、フランス文化に接する1
7 持ち物を言う(指示形容詞、所有形容詞)
8 友達について話す(形容詞)
9 尋ねる(疑問代名詞、疑問副詞)
10 理解度の確認、フランス文化に接する2
11 近い未来、近い過去のことを語る(近接未来・近接過去、定冠詞の縮約、中世代名詞y)
12 時間、天候を言う(疑問形容詞、非人称構文)
13 数量を表す(部分冠詞、数量の表現、中性代名詞en)
14 理解度の確認
15 自主研究
16 前期の復習
17 紹介する(補語人称代名詞)
18 一日を語る(代名動詞)
19 理解度の確認、フランス文化に接する3
20 頼む、命令する(命令法、義務を表す表現)
21 未来のことを語る(未来形)
22 過去のことを語る I(複合過去)
23 過去のことを語る II(半過去、大過去)
24 人やものについて語る(関係代名詞、指示代名詞)
25 理解度の確認、フランス文化に接する4
26 比較する(比較級、最上級)
27 受け身の形を使う(受動態、現在分詞、ジェロンディフ)
28 これまでの復習
29 理解度の確認
30 自主研究
各回の内容はあくまで目安ですので、履修者の理解度に応じて進度を調整します。各課をこなすことよりも、実際に学んだ表現が「使える」かどうかを重視しますので、適時、学んだ表現を復習、確認する機会を設けます。

授業方法

1. 文法事項の説明 2.「聞く」、「声に出す」 3. 学んだ表現を用いての会話練習(ペアまたはグループ) 4. 練習問題
適時、写真や映像資料を用いてフランス語圏の文化に接していきます。

準備学習

毎回復習を行い、出された課題をやっておくこと(30分)。

成績評価の方法

第1学期(学期末試験):40%
第2学期(学年末試験):40%
小テスト:10%
平常点(クラス参加、グループ作業の成果等):10%

教科書

Y. Fujita, T. Fujita, S. Guillet『Mon premier vol:Tokyo-Paris』新装改訂二版、駿河台出版社2017年、ISBN=9784411011244

参考文献

毎回必ず辞書を持ってきてください。推薦する辞書や参考書は授業中に指示します。

履修上の注意

履修者数制限あり。
第1回目の授業に必ず出席のこと。

その他

語学を学ぶときに間違いはつきものですし、ひとは間違って覚えていくものです。間違いを恐れることなく授業に参加してください。