フランス語R(中級)10
002-D-233

担 当 者 単 位 数 配当年次 学 期 曜 日 時 限
堀内 ゆかり 教授 2 通年 3

授業概要

辞書を引いて、自力でフランス語の文章が読めたらいいなと思いませんか? 意味がわかるだけでなく、すらすら音読できるようになりましょう。
初級でならった(はずの)文法を復習しながら授業を進めますので、興味はあるけれどちょっと不安という人も心配無用です。
フランス映画のシナリオを抜粋した教科書を使います。

到達目標

辞書を引いて、自力で中級程度の文章が読める。
初見の文章を(意味がわからなくても)ある程度正確に音読できる。

授業計画

1 オリエンテーション
授業の進め方、辞書について
2 オリエンテーション
現代映画フランス映画あらかると
1課 『パリ空港の人々』より
3 1課 『パリ空港の人々』より
4 2課 『トリコロール/赤の愛』より
5 3課 『女と男の危機』より
6 4課 『髪結いの亭主』より
7 戦前から戦後へ
5課 『ピクニック』より
8 6課 『美女と野獣』より
9 7課 『肉体の悪魔』より
10 ヌーヴェル・バーグ周辺
読み物
11 8課 『ヒロシマ、私の恋人』より
12 9課 『勝手にしやがれ』より
13 10課 『太陽がいっぱい』
14 まとめ
15 予備日
16 60年代から90年代へ
11課 『男と女』より
17 12課 『トリュフォーの思春期』より
18 13課 『さよなら子供たち』より
19 14課 『冬物語』
20 中級程度の文章を訳読・音読
21
22
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24 中級程度の文章を訳読・音読
自分で選んだテキストの訳を発表する
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29 まとめ
30 予備日
授業計画は暫定的なものです。

授業方法

前期は、仏和辞書を使いこなせることを目標に、ペアワークやグループワークも取り入れて、和訳の練習をします。
後期は、下準備してきたことを前提に進めます。教科書が終わったら、各自興味のあるフランス語の文を訳して発表してもらいます。

準備学習

第1学期 復習:音読の練習、文法事項の確認、小テストの準備(約30分)前期は予習は必要ありません。
第2学期 予習:単語を辞書で調べ、意味を考えてくる(約30分)

成績評価の方法

第1学期(学期末試験):20%
第2学期(学年末試験):30%
小テスト:20%
平常点(クラス参加、グループ作業の成果等):30%(授業に積極的に参加してください。
後期は複数回、訳読を担当すること。)

教科書

饗庭千代子ほか『シネマ・フランセ』、早美出版社2006年
かならず仏和辞書を用意し、授業に持ってきてください。すでに持っている学生は電子辞書でも構いませんが、紙のほうが望ましいです。古い辞書でも可。

履修上の注意

履修者数制限あり。
第1回目の授業に必ず出席のこと。