フランス語C(中級)10
日常的に使えるフランス語―
002-D-232

担 当 者 単 位 数 配当年次 学 期 曜 日 時 限
L.ベルナール=ミルティル 講師 2 通年 2

授業概要

会話、発音、読解、聞き取りの力を総合的に高めるための授業です。
 
この授業では、様々な切り口から現代のフランス文化を学びながら、フランス語で日常生活を送るのに必要なコミュニケーション能力を身につけ、実際にフランス人と出会った時に自信をもって話せるようになることを目指します。

到達目標

初級文法を復習しながら、現在使われている生きたフランス語のしくみをきちんと理解し、それを確実に自分のものにすることがフランス語学習の大事な基盤となります。
フランス語のテキストを読み、自身でフランス語を書き、実際にフランス人と話すために必要なノウハウの基礎固めをすることを目指します。
 
中心となるテーマは「自分について語ること」です。 例えば、自分自身、家族、母国、週末の過ごし方、最近見た映画、旅行、趣味、好み等についてです。
教科書を用いながら、具体的に必要な状況を想定して語彙や言い回しを補い、会話の練習を繰り返します。授業中は、隣の人と会話練習をしたり、グループで演じたりと、とにかくたくさん話すことになるでしょう。間違いを恐れず積極的に授業に参加し、フランス語学習を楽しんでくれることを大いに期待しています。

授業計画

1 授業ガイダンスとフランス・フランス語の紹介
2 1課. 自己紹介する(名前、国籍、職業、住んでいる町)、発音
3 2課. 質問する(名前 、綴り、出身地、年齢、…)数字
4 1課と2課の復習、会話応用
5 3課. 自分の持っているもの言う
6 3課. 理論的なつながりを示す 会話応用
7 4課. さまざまな活動や趣味について話す
8 4課. 会話応用
9 5課. 自分の好みを表現する
10 5課. 家族の紹介 会話応用
11 6課. 時間、日付、値段を言う
12 6課.  色、大きさ、場所を語す
13 6課. 会話応用
14 授業のまとめ
15 予備日
16 授業ガイダンスとフランス語の基礎のおさらい
17 7課. 痛みや空腹などの体の感覚について語す
18 7課. 天気予報について語す
19 8課. 食べ物、テレビ番組について語す
20 8課. 買い物をする
21 9課. カフェで飲み物を注文する
22 9課. 電話する、通りで道を尋ねる
23 10課. 自分の計画について話す
24 10課. 自分の意見を述べる、招待を断る
25 11課. 一日の行動を描写する (1)
26 11課. 一日の行動を描写する (2)
27 12課. 過去に起きた大事な出来事について述べる 
28 12課. 時間をあらわす表現 
29 授業のまとめ
30 予備日

授業方法

語学学習の基本は繰り返しです。それに加えて毎回様々な異なる手法(隣の人との会話、教師との会話、教師による解説など)を取り入れることによって、バラエティーに富んだ内容を提供します。

準備学習

必ず復習をして積極的に授業に参加し、真面目に出席することが必要です。欠席や遅刻は極力避けるようにして下さい。

成績評価の方法

第1学期(学期末試験):20%
第2学期(学年末試験):20%
小テスト:20%
平常点(クラス参加、グループ作業の成果等):40%

教科書

Olivier Lorrillard, Monsieur pourquoi, 駿河台出版社, 2009, ISBN:9784411009241

履修上の注意

履修者数制限あり。
第1回目の授業に必ず出席のこと。

その他

間違いを恐れず積極的に授業に参加しましょう。なるべく大きな声ではっきりと発音すること、わからない時は恥ずかしがらずにすぐ質問することをお勧めします。