中国語B(初級)2
002-D-141

担 当 者 単 位 数 配当年次 学 期 曜 日 時 限
大澤 顯浩 教授 2 通年 3

授業概要

中国語の語法の基礎を身に付ける。そのためによく書き、よく話し、暗唱する。さらに、コンピュータで中国語を利用できるようにする。

到達目標

中国語の基本的な語彙を身に身に付け、それらを用いた基本文型をマスターして、数語からなる短文を読み、発音し理解できるようにする。また、歌が歌える程度の中国語レベルを目標とする。

授業計画

1 中国語について、簡体字、ピンイン、発音
2 発音
3
4 第一課
5 第一課復習、第二課
6 第二課
7 第二課復習、第三課
8 第三課
9 第三課復習、第四課
10 第四課
11 第四課までの復習、第五課
12 第五課、第六課
13 第六課
14 理解度の確認
15 予備日
16 第七課
17
18 第八課
19
20 第八課までの復習、第九課
21 第九課
22 第十課
23
24 第十一課
25
26 第十二課
27
28 第十二課までの復習、初級の文法事項の学習、補足
29 初級の文法事項の学習、補足
30 理解度の確認
必要な事項は適宜プリントで補充します。

授業方法

必ず前もって予習すること。ピンインを確実にマスターすることが大切です。CDつきのテキストを用いるので予習・復習によく聞いておいてください。適宜、小テストを行います。

準備学習

(予習)事前にテキストの該当部分の新出語彙を調べ2回以上朗読しておくこと(20分)
(復習)授業で取り上げた基本例文を暗唱すること(20分)

成績評価の方法

第1学期(学期末試験):30%(筆記試験)
第2学期(学年末試験):50%(筆記試験)
小テスト:10%(満点のみプラス評価の対象とする)
平常点(クラス参加、グループ作業の成果等):10%(授業中のパフォーマンス。出席しただけでは評価対象とはならない。)
前期試験の成績はあくまでも通過点に過ぎません。あくまでも最終的な到達レベルで評価されるので油断しないこと。授業中に小テストを行いますので、一度返却した後に正答を書き加えたものを再度提出すること。

教科書

竹島金吾監修・尹景春・竹島毅著『中国語 はじめの一歩 最新2訂版』、白水社2012年、ISBN=9784560069257
文法事項を中心に学習しますが、初級ではどうしても語彙が不足になりがちなので、辞書で調べる習慣をつけるようにしてください。

参考文献

『中日辞典』、小学館または講談社、白水社
『クラウン中日辞典』、三省堂
辞書は「小は大を兼ねない」ので、高価であっても初めにちゃんとした辞書を買うほうがよいと思います。最低限三省堂のクラウン中日辞典、中級以降のことを考えると小学館または講談社か白水社の中日辞典か東方書店の東方中国語辞典は備えておいてください。日中辞典は、初めのうちはさほど必要性を感じないと思いますので、特に買う必要はありません。最近は電子辞書を利用する諸君がめだっていますが、電子辞書の単語の配列は完全ローマ字順で画面も大きくないので、初心の人は熟語をひくと、かえって見落としがちになる例があります。本来、ピンインをマスターして一定の水準を身に付けた人が使うようになっているもので、初学者にはお勧めできません。ピンイン配列の辞書は単語帳としては有効かもしれませんが、実際は初心者にはわかりにくいものです。

履修上の注意

履修者数制限あり。
第1回目の授業に必ず出席のこと。

その他

外国語をあるレベルまで身に付けるには、400時間程度の集中的な学習が必要なので、週1~2度の授業だけではどうしても不足します。予習復習は必ずしてください。質問はいつでも歓迎します。遅刻または欠席によって当人に如何なる不利益が生じたとしても一切関知しません。
おまけとして、中国の歌をマスターするとポイントアップ!