中国語C(初級)20
中国語を楽しみましょう―
002-D-142

担 当 者 単 位 数 配当年次 学 期 曜 日 時 限
胡 婉如 講師 2 通年 2

授業概要

 本講義は、現代中国語を初歩から始めますが、なるべくもうひとつの中国語の授業と関連付けて、主に「聞く」・「話す」のトレーニングに重点を置きます。日本人学生が間違いやすい発音・単語などに着目して、繰り返し練習します。1年間で発音や基礎表現が身につき、中国語的な会話の運び方が習得できることを目標とします。日本文化と対照して、現代中国の事情などを織り込んで、中国への理解を強め、中国語への興味を高めるようにします。

到達目標

前期は中国語のピンイン、日常の挨拶や自己紹介(自分の名前、国籍、大学名、専攻名、学年、趣味、家族構成など)を学ぶ。
後期は 経験、進行、完了、能力、補語(様態、可能、結果、方向)、受け身、使役などを学ぶ。
以上の学習によって、基礎文法を身に付け、中国語での基礎会話とレベルのやや高い自己紹介ができるようになる。

授業計画

1 発音編 中国語の紹介 発音
2 発音
3
4 発音のまとめ 第1課 お名前はなんとおっしゃいますか
5 第1課 お名前はなんとおっしゃいますか
6 第2課 お元気ですか
7 第2課 お元気ですか
第3課 家は家族3人しかいません
8 第3課 家は家族3人しかいません
9 第4課 私の辞書は本棚にあります
10 第4課 私の辞書は本棚にあります
第5課 私は映画が好きです
11 第5課 私は映画が好きです
12 第6課 お家から大学まで何時間かかりますか
13
14 理解度の確認
15 自主研究
16 復習
第7課 上海は東京より涼しいでしょう
17 第7課 上海は東京より涼しいでしょう
18 第8課 何年間中国語を勉強してきましたか
19
20 第9課 一つ質問してもよろしいですか
21
22 第10課 何をしていますか
23
24 第11課 皆さんを呼んできましょうか
25
26 第12課 私たちの友情のために乾杯しましょう
27
28 文法の総復習
29 理解度の確認
30 自主研究
1、 第1学期の前半は中国語の発音、ローマ字の綴り(ピンイン)を練習する。
2、 教科書に基づいて講義を進め、
   一つ一つの話題をめぐって実際の状況に基づいて、会話をかわすように学習していく。

授業方法

①発音段階は一人ひとり発音をチェックし、ピンインの聞き分け訓練を行います。
②新出単語・補充単語及び本文の朗読、意味の確認、文法、練習問題などの順序で授業を進めます。
③単語は事前に覚えてもらって授業はまず口頭で日中対訳をしてもらいます。
④二人一組で文法要点、練習問題をやってもらいます。 
⑤会話練習・本文暗誦・日中対訳を通して、前回の内容を復習します。 
 ただし、クラスの人数・習得度及びもう一つ中国語授業の進み度合いなどによって調整があります。

準備学習

発音段階は授業後CDを聞いて、大きな声で発音すること(30分)
本文段階は授業前に単語を朗読、覚えておくこと、指示した練習問題をやってくること(1時間)

成績評価の方法

第1学期(学期末試験):30%(発音の正確さ・流暢さ(単語・フレーズ・センテンス))
第2学期(学年末試験):30%(発音の正確さ(声調・ピンイン)・流暢さ(単語・フレーズ・センテンス)・作文力(単語・文法の運び方))
平常点(クラス参加、グループ作業の成果等):40%(小テスト・本文暗誦・会話発表、出席)

教科書

胡婉如・柿市里子『基礎からきちんと中国語』初版、東方書店2013年、ISBN=9784497213037

参考文献

授業時に指示します。

履修上の注意

履修者数制限あり。
第1回目の授業に必ず出席のこと。

その他

中国語は発音がやや難しいが、くりかえしCDを聞いたり、発音練習や朗読をし、指定された課題を怠らないように、積極的に授業に取り組んでほしいです。