中国語C(初級)21
002-D-142

担 当 者 単 位 数 配当年次 学 期 曜 日 時 限
吉田 ジュン 講師 2 通年 2

授業概要

この授業では、ピンインと基本的な文法、語彙を学びながら、日常会話の習得を中心に行う。円滑なコミュニケーションを図るには、中国語のリズムとともに中国文化、習慣、社会などに対する認識と理解も不可欠なので、その認識と理解を深めることも促したい。

到達目標

一年間を通して、中国語の発音、基本的な語彙、文法、構文などについて学び、日常会話をはじめ、簡単なコミュニケーションができるようになる。

授業計画

1 オリエンテーション(中国語の特徴、テキストの紹介、授業の評価方法など)
2 発音① 声調、単母音、子音
3 発音② 複合母音、鼻母音
4 第1課(人称代名詞、判断文、否定文、疑問文)
5 第1課(作文練習、会話練習)
6 第2課(指示代名詞①、疑問詞疑問文、“的”の用法)
7 第2課(作文練習、会話練習)
8 第3課(動詞述語文、所有を表す“有”、省略疑問文)
9 第3課(作文練習、会話練習)
10 第4課(量詞、指示代名詞②、疑問詞)
11 第4課(作文練習、会話練習)
12 第5課(数詞、日付・時刻・時を表す語)
13 第5課(作文練習、会話練習)
14 第1学期の総復習
15 理解度の確認
16 第6課(完了を表す“了”、所在を表す“在”、助動詞“想”)
17 第6課(作文練習、会話練習)
18 第7課(介詞“在”“离”、存在を表す“有”、反復疑問文)
19 第7課(作文練習、会話練習)
20 第8課(時間量を表す語、助動詞“得”)
21 第8課(介詞“从”、文法復習)
22 第8課(作文練習、会話練習)
23 第9課(経験表現、“是~的”構文)
24 第9課(介詞“跟”、文法復習)
25 第9課(作文練習、会話練習)
26 第10課(助動詞“能”、“会”)
27 第10課(様態補語、動詞の重ね型)
28 第10課(作文練習、会話練習)
29 一年間の学習内容の総括
30 理解度の確認

授業方法

単語の発音と使い方を説明し、文法と例文の解説を行った後に、それらを運用しながら作文練習と会話練習を行う。この段階では、できるだけ本文を見ないように練習させる。作文練習や会話練習の中で、本文のテーマに関わりのある中国の文化、習慣、社会などの豆知識をその都度取り入れ、中国や中国語への理解を深めさせつつ、しっかりと中国語コミュニケーション能力を身につけさせる。この授業では、語学習得に欠かせない「まね」と「繰り返し」による「慣れ」を重視し、声に出して話すことを徹底する。

準備学習

毎時間の最初10分に小テストを行うため、復習しておくこと。

成績評価の方法

第1学期(学期末試験):30%
第2学期(学年末試験):30%
小テスト:20%
平常点(クラス参加、グループ作業の成果等):20%
授業の出欠状況、小テストの成績、課題提出の有無とその内容、試験の成績などを総合して評価する。

教科書

尹景春・竹島毅『中国語はじめの一歩 最新2訂版』、白水社2012

参考文献

日中・中日辞典(書籍・電子辞書どちらでも可)を用意すること。

履修上の注意

履修者数制限あり。
第1回目の授業に必ず出席のこと。