中国語R(中級)2[時事]
002-D-243

担 当 者 単 位 数 配当年次 学 期 曜 日 時 限
小野 泰教 准教授 2 通年 2

授業概要

この授業では、現代中国社会のあり方に関する文章を教材に取り上げ、読解能力の向上を目指すとともに、中国と日本とを客観的に比較できる視点も身につけることを目標とする。授業では、第1にこれらの文章を正確に逐語訳できる能力を養成する。第2にこれらの文章をネイティブの発話リズムで朗読できる能力を養成する。第3にレッスンごとに補足プリントなども使いながら中国社会と日本社会の相違点・共通点について議論し理解を深める。

到達目標

・中国語長文の正確な逐語訳ができる。
・中国語長文をネイティブの発話リズムで朗読できる。
・中国社会を日本社会と比較しつつ客観的に分析することができる。

授業計画

1 ガイダンス・発音練習
2 発音練習
3 第1課 外国の祭日
4 第1課 発音練習、日中比較
5 第2課 直接的なものの言い方
6 第2課 発音練習、日中比較
7 第3課 「軍訓」
8 第3課 発音練習、日中比較
9 第4課 レストラン
10 第4課 発音練習、日中比較
11 第5課 中国の親子
12 第5課 発音練習、日中比較
13 第6課 中国の病院
14 理解度の確認
15 予備日
16 第6課 発音練習、日中比較
17 第7課 ビザの取得
18 第7課 発音練習、日中比較
19 第8課 中国の労働事情
20 第8課 発音練習、日中比較
21 第9課 中国の環境事情
22 第9課 発音練習、日中比較
23 第10課 交友関係
24 第10課 発音練習、日中比較
25 第11課 中国の若者と日本の若者
26 第11課 発音練習、日中比較
27 第12課 中国の音楽
28 第12課 発音練習、日中比較
29 理解度の確認
30 予備日

授業方法

・単語と文法を学習した後、本文を日本語に翻訳し、朗読していく。
・本文を理解した後、配布資料なども参照しながら、各回のテーマについて教員、学生相互の議論を行う。その際は、事前に集めてきた情報を学生からも提供してもらう。

準備学習

・教科書の単語や文法を辞書を用いて予習し、本文の正確な日本語訳を作る(1時間程度)。
・各レッスンの話題につき、書籍やインターネットで情報を収集する(30分程度)。
・教科書付属のCDを聞き、ネイティブの発音や感情のこめ方に注意しながら、例文・本文の朗読練習をしておく(30分程度)。
・授業で講読した中国語の逐語訳を復習する(30分程度)。
・授業で議論した中国と日本との比較について、自分なりの感想をまとめておく(30分程度)。

成績評価の方法

第1学期(学期末試験):25%
第2学期(学年末試験):25%
小テスト:30%
平常点(クラス参加、グループ作業の成果等):20%
・テストの答案は返却し、授業中に解説を行う。
・各回の議論における学生の発言に対しては、そのつどコメントを行う。

教科書

黄漢青・杉野元子『大学生のための現代中国12話・4』、白帝社ISBN=9784863982062

履修上の注意

履修者数制限あり。
第1回目の授業に必ず出席のこと。

その他

・授業で発言する時には、自分の分かるところまでしっかりと考えること。分からない場合でも「どこが分からないのか」「なぜ分からないのか」をはっきり答えること。授業では、そうした発言・思考への頑張りを評価する。
・教科書付属の音声教材を1日5分でよいので聴く習慣を身につけてほしい。