中国語R(中級)8[文学]
中国語は面白い!味わってみよう!―
002-D-243

担 当 者 単 位 数 配当年次 学 期 曜 日 時 限
西川 優子 講師 2 通年 4

授業概要

質の高い文学作品を通して、中国語の美しさ、リズムを身につけることを第一に目指す。同時により深く中国語を理解するために、文法面でも練習問題を中心に学ぶ。受講者は一年以上の中国語学習歴を持つ者が望ましい。

到達目標

第一学期は,比較的易しい文章を多読することにより,文脈を取る力を養う。
第二学期は,難度の高い文章を精読することにより,より深く中国語を理解する力を養う。

授業計画

1 ガイダンス;中国の現代文学と作家 トライ;短文にチャレンジ
2 新中国成立後(1950~60年代)を描いた随筆(ある作家の回想記) (1)作者紹介、音読と講読
3 同上 (2)暗誦、音読、講読、文法ポイント(1)
4 同上 (3)暗誦、音読、講読、文法ポイント(2)
5 同上 (4)暗誦、 音読、 講読、 文法ポイント(3)
6 同上 (5)暗誦、音読、講読、文法ポイント(4)
7 同上 (6)暗誦、音読、講読、文法ポイント(5)
8 同上 (7)暗唱、音読、講読、文法ポイント(6)
9 同上 (8)暗誦、音読、講読、文法ポイント(7)
10 改革開放時期(1980年代)を描いた随筆(ある女子学生の青春記) (1)作者紹介、音読と講読
11 同上 (1)暗唱、音読、講読、文法ポイント(8)
12 同上 (2)暗誦、音読、講読、文法ポイント(9)
13 同上 (3)暗誦、音読、講読、文法ポイント(10)
14 同上 (4)暗唱、音読、講読、文法ポイント(11)
15 理解度の確認
16 文化大革命時期(1966~77年)を描いた中編小説(1)作家紹介、音読と講読、
17 同上 (2)暗誦、音読、講読
18 同上 (3)暗誦、音読、講読、文法ポイント(12)
19 同上 (4)暗誦、音読、講読
20 同上 (5)暗誦、音読、講読、文法ポイント(13)
21 同上 (6)暗誦、音読、講読
22 同上 (7)暗誦、音読、講読、文法ポイント(14)
23 同上 (8)暗誦、音読、講読
24 同上 (9)暗誦、音読、講読、文法ポイント(15)
25 同上 (10)暗誦、音読、講読
26 同上 (11)暗誦、音読、講読、文法ポイント(16)
27 同上 (12)暗誦、音読、講読
28 同上 (13)暗唱、音読、講読 文法ポイント(17)
29 同上 (14)暗唱、音読、講読
30 理解度の確認
いわゆる講読の授業ではない。可能な限りの精読を目指す。文法学習と暗誦はそのために不可欠のものとして位置づけられている。予習と宿題は欠かせないが、その分中身の濃い授業となることは確かである。

授業方法

講読は分担指名制で予習の上、授業で発表。暗誦は毎回全員をチェック。文法練習問題は全員に当てる。授業では全員が発言、参加できるようにするつもりである。

準備学習

授業は各自分担のうえ翻訳発表する形式で進められる。
分担分の準備はもちろんのこと,毎回の予習は不可欠である。

成績評価の方法

平常点(クラス参加、グループ作業の成果等):20%(翻訳発表において,下調べをできる限りしたかどうか。)
翻訳レポートの提出:80%(第1学期・第2学期各1回。原文理解と日本語表現の両面で評価。)
各学期毎に翻訳レポートを提出することと,授業時の発表によって,評価を行う。

教科書

教材は小説原文・文法練習問題ともに、授業時にプリントを配布する。

参考文献

榎本英雄『基礎からわかる榎本式中国語リーデイング』、アルク2011
文法参考書は必ず授業時に持参すること。辞書については、授業時に指示する。

履修上の注意

履修者数制限あり。
第1回目の授業に必ず出席のこと。