中国語R(中級)9[総合]
002-D-243

担 当 者 単 位 数 配当年次 学 期 曜 日 時 限
小野 泰教 准教授 2 通年 3

授業概要

この授業では、中級レベルの中国語の読解、発音・リスニング、作文の総合的学習を行う。読解については、随時、初級文法も復習しながら、正確な逐語訳の能力を身につける。発音・リスニングについては、漢字1字1字の発音力向上に加え、ネイティブの発話リズムの習得にも力を入れる。作文については、日本人学生の日常を中国語で説明した教科書本文を参考に、自分のことを中国の人々に紹介できる能力を養成する。

到達目標

・中級レベルの中国語の正確な逐語訳ができる。
・教科書の文章をネイティブの発話リズムで朗読できる。
・自分の大学生活等について中国語で作文できる。

授業計画

1 ガイダンス 発音練習
2 発音練習
3 第1課 自己紹介 文法 翻訳
4 第1課 朗読練習、作文練習
5 第2課 家庭について 文法 翻訳
6 第2課 朗読練習、作文練習
7 第3課 インターネットについて 文法 翻訳
8 第3課 朗読練習、作文練習
9 第4課 交友関係について 文法 翻訳
10 第4課 朗読練習、作文練習
11 第5課 旅行について 文法 翻訳
12 第5課 朗読練習、作文練習
13 第6課 趣味について 文法 翻訳
14 理解度の確認
15 予備日
16 第6課 朗読練習、作文練習
17 第7課 外国の友達について 文法 翻訳
18 第7課 朗読練習、作文練習
19 第8課 食事について 文法 翻訳
20 第8課 朗読練習、作文練習
21 第9課 睡眠・起床について 文法 翻訳
22 第9課 朗読練習、作文練習
23 第10課 アルバイトについて 文法 翻訳
24 第10課 朗読練習、作文練習
25 第11課 長期休暇について 文法 翻訳
26 第11課 朗読練習、作文練習
27 第12課 留学について 文法 翻訳
28 第12課 朗読練習、作文練習
29 理解度の確認
30 予備日

授業方法

・単語と文法を学習し、本文を日本語訳、朗読していく。
・文法の学習には教科書のほか適宜プリントを用いる。
・本文の朗読に際しては、ネイティブの発音の特徴を深く考察し、感情豊かな朗読を目指す。
・教科書の例文を使って、自己表現のための作文練習を行う。

準備学習

・辞書等を用いつつ、教科書の単語、例文、本文の日本語訳を作成しておくこと(1時間程度)。
・教科書付属のCDを聞き、ネイティブの発音や感情のこめ方に注意しながら、例文、本文の朗読練習をしておくこと(30分程度)。
・授業で出された作文課題に取り組むこと(30分程度)。
・授業後は、学習した単語、例文、本文を復習し、暗唱するとともに、自分の気に入った表現をメモし、日常的に口ずさむ習慣をつけること(1時間程度)。

成績評価の方法

第1学期(学期末試験):25%
第2学期(学年末試験):25%
小テスト:30%
平常点(クラス参加、グループ作業の成果等):20%
・テストの答案は返却のうえ、授業中に解説する。
・朗読や作文等の練習については、授業中にコメントを行う。

教科書

劉穎 柴森 小澤正人『2冊めの中国語≪講読クラス≫』、白水社ISBN=9784560069271

履修上の注意

履修者数制限あり。
第1回目の授業に必ず出席のこと。

その他

・授業で発言する時には、自分の分かるところまでしっかりと考えること。分からない場合でも「どこが分からないのか」「なぜ分からないのか」をはっきり答えること。授業では、そうした発言・思考への頑張りを評価する。
・教科書付属のCDを1日5分でよいので聴く習慣を身につけてほしい。