日本語C(上級)1
002-D-302

担 当 者 単 位 数 配当年次 学 期 曜 日 時 限
小林 孝子 講師 1 第1学期 5

授業概要

テキスト『国境を越えて』の各課のテーマ(「自然・風土の多様性」「人の移動と移民問題」等)について挑発的、刺激的な意見を提示し、それを呼び水として様々なテーマについて自主的に調べ、調べたことを文章や口頭で発表し、皆で話し合う。

到達目標

テキスト『国境を越えて』の各課のテーマに沿って日本社会を読み解き、大学生としての一般教養的知識を学び、日本語の理解力と表現力を養う。

授業計画

1 日本語で自己紹介をする。テキスト『国境を越えて』を使用した授業の内容、進め方についてのオリエンテーション。
2 第1課 文明の多様性と異質性 トピック1:自然・風土の多様性
3 トピック1:自然・風土の多様性関連の話題
4 トピック2:多文化の時代
5 トピック2:多文化の時代関連の話題
6 トピック3:文明の類型についてタスクの発表
7 第2課 人口動態 トピック1:人口問題
8 トピック1:人口問題関連の話題
9 トピック2:人口大国の政策課題
10 トピック2:人口大国の政策課題関連の話題
11 トピック3:人の移動と移民問題タスクの発表
12 第3課 戦後の社会構造の変容 トピック1:戦後日本の民主化改革日本史の大まかな流れをつかむ
13 トピック1:戦後日本の民主化改革
14 トピック2:「家」制度の解体から核家族社会へ
15 理解度の確認
クラスの受講者の状況などによって上記のスケジュールを変更する場合がある。各課の話題に関連のある注目すべき時事問題や話題がある場合、上記のトピックに加え新聞記事やドキュメンタリー番組などを教材にすることもある。

授業方法

教科書の各課のテーマを中心に、各課の話題に関連のある時事問題なども適宜取り上げ、読解→聴解→発話・発表へと授業を進める。

準備学習

事前に各課の新出語彙の読み方と意味を予習しておくこと。発表の前には各テーマについて調べ、適切な日本語で内容理解のためのポイントをまとめたレポートを用意すること。

成績評価の方法

第1学期(学期末試験):50%(テキスト『国境を越えて』各課の学習内容の理解度、運用力)
レポート:20%(テキスト『国境を越えて』各課や参考資料をテーマとする発表)
平常点(クラス参加、グループ作業の成果等):30%(授業中の積極的な態度、課題への取り組みなどが評価の対象となる。)
全授業の3分の1以上欠席した場合、原則として成績評価をしない。

教科書

『国境を越えて [本文編] 改訂版』最新版、新曜社
『国境を越えて [タスク編]』最新版、新曜社
『国境を越えて [語彙・文法編]』最新版、新曜社

参考文献

テキスト『国境を越えて』の各課のトピックに関連する新聞・雑誌の記事や書評等、授業時に適宜指示する。

履修上の注意

履修者数制限あり。
第1回目の授業に必ず出席のこと。