ロシア語B(初級)
002-D-151

担 当 者 単 位 数 配当年次 学 期 曜 日 時 限
齊藤 毅 講師 2 通年 2

授業概要

この授業では1年間でロシア語文法の初歩を学び、さらに学習を続けてゆくためのしっかりとした土台づくりをすることをねらいとします。ロシア語は、その重要度にもかかわらず、大学以外ではなかなか学ぶ場の少ない言語です。この機会にぜひロシア語の世界をのぞいてみてください。

到達目標

1)キリル文字の読み書きが自由にできるようにする。2)ロシア語の基本文型、形容詞類の変化、動詞の変化(現在・過去変化)をマスターする。3)格変化の概念を理解し、対格、前置格までマスターする。

授業計画

1 第1学期では、文字(キリル文字)の読み書きから始め、教科書(全25課)の第10課まで進むことを目標にします。内容としては、基本文型、形容詞類の変化、動詞の現在変化などが中心になります。学期を通して、文字の発音の練習に重点をおきます。
2 第2学期では、教科書の第18課まで進むことを目標にします。内容としては、動詞の現在・過去変化、名詞の格変化が中心になります。

授業方法

教科書に従ってロシア語文法を学んでゆきます。講義形式ではなく、受講者の皆さん一人一人の練習に重点を置いた演習形式の授業にします。ほぼ毎回、小テストを行ないます。また、ロシア語の習得には、ロシアという国の文化、地理、歴史について知ることも不可欠ですので、授業ではそれについても話してゆきます。

準備学習

授業でほぼ毎回行なう小テストは、かならず必要事項をしっかりと覚えてきたうえでのぞんでください。同様に宿題も、十分な時間をとってきちんとやってきてください。

成績評価の方法

第1学期(学期末試験):40%
第2学期(学年末試験):40%
出席、小テスト、宿題、授業に対する積極性等の平常点:20%(厳密に何%とは言えないが(実際は20%とは限らない)、平常点も重視する。)

教科書

黒田龍之助『ロシア語文法への旅 (改訂版)』、大学書林2010
教科書の他に、毎回プリント教材を用います。

参考文献

辞書については授業時に説明しますので、それを聞いたうえで購入してください。

履修上の注意

履修者数制限あり。
第1回目の授業に必ず出席のこと。

その他

外国語の習得には継続が大切ですので、かならず毎回出席してください。