ロシア語R(中級)
002-D-253

担 当 者 単 位 数 配当年次 学 期 曜 日 時 限
齊藤 毅 講師 2 通年 3

授業概要

昨年度の「ロシア語B(初級)」の続編の授業ですが、ロシア語の初歩を学んだことのある人ならば誰でも受講できます。昨年度に用いた教科書をすべて終えた後、さらにプリント教材を用いて中級のロシア語力(ロシア語検定3級程度)を習得することをねらいとします。

到達目標

1)格変化をすべてマスターする。2)動詞の未来変化・命令形、無人称文をマスターする。3)動詞の不完了体・完了体の概念を理解する。4)形容詞の比較級、関係代名詞、仮定法をマスターし、形・副動詞の概念を理解する。5)辞書を引いて簡単なテキストを自力で読めるようにする。6)筆記体を書けるようにする。

授業計画

1 第1学期は、昨年度の「ロシア語B(初級)」で用いた教科書『ロシア語文法への旅』を第18課から始め、最後まで終えます。学ぶ文法事項は、名詞類の格変化、無人称文、数詞、動詞の体などです。語彙力の強化にも重点を置きます。辞書の引き方や筆記体の練習も行ないます。
2 第2学期は、プリント教材を用いて、中級のロシア語を身につけるのに必要な文法事項を、さらに学んでゆきます。簡単なテキストの読解練習も行ないます。

授業方法

「ロシア語B(初級)」と同様、受講者の皆さん一人一人の練習に重点を置いた、演習形式の授業にします。

準備学習

授業でほぼ毎回行なう小テストは、かならず必要事項をしっかりと覚えてのぞんでください。同じく、ほぼ毎回出す宿題も、授業直前にあわててやるのではなく、じっくりと考えてやってきてください。

成績評価の方法

第1学期(学期末試験):40%
第2学期(学年末試験):40%
出席、小テスト、授業に対する積極性等の平常点:20%(厳密に何%とは言えないが(実際には20%とは限らない)、平常点も重視する。)

教科書

黒田龍之助『ロシア語文法への旅 (改訂版)』、大学書林2010
教科書の他に、毎回、プリント教材を用います。

参考文献

辞書については授業時に説明しますので、それを聞いたうえで購入してください。

履修上の注意

履修者数制限あり。
第1回目の授業に必ず出席のこと。