イタリア語B(初級)3
002-D-171

担 当 者 単 位 数 配当年次 学 期 曜 日 時 限
押場 靖志 講師 2 通年 3

授業概要

外国語の学習とは母語から離れ、言語をはじめから経験しなおすことです。あらゆる経験がそうであるように、言語の経験もまた身体的な経験です。なかでも言語は、人と人が向き合うところに立ち上がるもの。ですからクラスでは、イタリア語の身体的な経験を立ち上げることを試みようと思います。未知の響きに耳を傾け、おぼろげな輪郭をたどりながら発音し、目の前の相手と息を合わせてゆく。そうやって少しずつ、今こことは違う場所の、違う響と違う仕組みを持つイタリア語へ接近してゆこうではありませんか。

到達目標

目標は次のとおり。イタリア語を母語とする相手、あるいはそれを理解すると思われる相手を前にして、日常の基本的なコミュニケーションがとれるようになること。具体的には挨拶、自己紹介、相手を知るための質問をすることができ、それに対する応答を理解できるようにすること(話す・聴く)。日常的な表示や手紙などを読むことができ、簡単な文章を記述することができること(読む・話す)。

授業計画

1 Lezione1-1:挨拶と自己紹介
2 Lezione1-2:発音と文字について
3 Lezione2-1:「コーヒーを一杯」
4 Lezione2-2:名詞の性、冠詞と形容詞
5 Lezione3-1:「どちらのご出身ですか?」
6 Lezione3-2:動詞【essere】と国の形容詞
7 Lezione4-1:「彼はジョヴァンニです」
8 Lezione4-2:形容詞複数形、動詞【avere】、基本動詞【-are】
9 Lezione5-1:「~が好きです」
10 Lezione5-2:動詞【piacere】、名詞の単数と複数
11 Lezione6-1:「これが父、そしてこれが母です」
12 Lezione6-2:所有形容詞
13 Lezione7:「何時ですか?」前置詞と冠詞の結合、基本動詞【-ere】と【-ire】
14 授業のまとめ
15 予備日
16 Lezione8-1:「映画に行くんだけど、来ない?」
17 Lezione8-2:動詞【andare】と【venire】
18 Lezione9-1:「きみを夕食に招待するよ」
19 Lezione9-2:人称代名補語(直接目的)について
20 Lezione10-1:「昨日は何をした?」
21 Lezione10-2:近過去の表現
22 Lezione11-1:「勉強しなければだめなんだ」
23 Lezione11-2:補助動詞のいろいろ
24 Lezione12-1:「そのレストランどうだった?」
25 Lezione12-2:半過去の表現
26 Lezione13-1:「それはもう食べちゃった」
27 Lezione13-2:近過去と人称代名補語
28 授業のまとめ(1)
29 授業のまとめ(2)
30 予備日
1年間に、およそ13の基本的なイタリア語の表現に触れてゆきます。それを「聞きとり」、次いで「口にする」ことから始め、さらに、それぞれの会話におけるイタリア語特有の法則を整理してゆくなかで、いっそうの理解を目指します。

授業方法

授業では、会話のリスニングやリーディング(インプット学習)からはじまり、2人1組のペアワーク(アウトプット学習)によって学習内容の確認しながら、文脈を確認し、語彙や表現を学び、文法事項を整理して行きます。さらに、毎回授業の冒頭には復習のための小テストを行い、学習内容の定着をはかります。

準備学習

予習はとくに必要ありませんが、授業の冒頭で復習テストを行いますので、前回の授業で学んだことを整理しておくこと。

成績評価の方法

第1学期(学期末試験):25%(1学期に学んだ範囲から出題します)
第2学期(学年末試験):25%(2学期に学んだ範囲から出題します)
レポート:5%(夏休みレポート、欠席した授業のレポートなど、必要に応じて授業内で指示します)
小テスト:25%(ほぼ毎回、復習のための小テストを行います)
平常点(クラス参加、グループ作業の成果等):20%(授業に出席し、ペアワークに参加しているかを確認します)

教科書

『Quaderno d'italiano』改訂第3版、DTP出版2011年、ISBN=9784862110596

参考文献

『ポケットプログレッシブ伊和・和伊辞典』、小学館ISBN=4095061219
必要があれば授業時に指示する。

履修上の注意

履修者数制限あり。
第1回目の授業に必ず出席のこと。