スポーツ・健康科学Ⅰ(テニス)
テニスを通して健康を考える―
003-D-100

担 当 者 単 位 数 配当年次 学 期 曜 日 時 限
佐藤 陽治 教授 2 通年 2

授業概要

自己の身体、健康および体力に関心を持ち、積極的にスポーツを取り入れた生活習慣の確立の必要性を理解し、その実現のために、テニスという種目がもつ魅力に触れることが一つの契機になることを期待する。a)体力トレーニング授業時間の始めに、ストレッチ、コーディネーショントレーニングなどでウォームアップ後、自己の身体の認識を目的とした各種計測、自己の体力の維持増進を目的とした下記の身体トレーニングなどを毎時間、約20分前後取り入れ、実習ノートに活動記録を残す。また、数回、健康、身体の認識に関する講義を行う。b)テニスの実技初心者および初級者を対象として初心者指導を主に行う。テニスセンスの開発プログラムから導入し、基本的打球技術(サーヴィス、グランドストローク、ヴォレー、スマッシュ)の習熟をはかり、ダブルスの試合が一通りできるようになることを目標とする。c)その他天候など状況に応じて、トレーニングルームを使用したり、目白地区の散歩などを行う。

到達目標

テニスや身体活動を通して自分の身体に関心を持ち健康的な生活を送るための礎となる。テニスを生涯スポーツとして取り入れる契機となる。

授業計画

1 クラス分け、オリエンテーション
2 基本的打球技術の確立(コーディネーション・テニスセンスの開発)
3 基本的打球技術の確立(フォアハンド・グラウンド・ストローク 導入)
4 基本的打球技術の確立(フォアハンド・グラウンド・ストローク 反復)
5 基本的打球技術の確立(フォアハンド・グラウンド・ストローク 洗練)
6 基本的打球技術の確立(バックハンド・グラウンド・ストローク 導入)
7 基本的打球技術の確立(バックハンド・グラウンド・ストローク 反復)
8 基本的打球技術の確立(バックハンド・グラウンド・ストローク 洗練)
9 基本的打球技術の確立(サーブ)
10 スポーツテスト
11 基本的打球技術の確立(ボレー)
12 基本的打球技術の確立(スマッシュ)
13 ラリー練習(社交ラリー)
14 授業の総括、まとめ
15 自主研究、予備日
16 グランドストロークをミスせず深く繋ぐことの重要性の理解と実践(1)
17 グランドストロークをミスせず深く繋ぐことの重要性の理解と実践(2)
18 フットワークを中心とした連携プレーの練習
19 ボールの配球に関する戦術の理解と実践
20 ポジショニングの戦術の理解と実践
21 ダブルスにおける戦術の理解と実践(1)
22 ダブルスにおける戦術の理解と実践(2)
23 ダブルスにおける戦術の理解と実践(3)
24 ダブルスにおける戦術の理解と実践(4)
25 ダブルスにおける戦術の理解と実践(5)
26 ダブルスにおける戦術の理解と実践(6)
27 団体戦(予定)
28 実技テスト
29 授業の総括、筆記テスト(健康、体力、ルール、審判方法、戦術、マナー、など)
30 自主研究、予備日
授業回数は、全部で30回を予定しているが、その内少なくとも3回分は講義への変更を予定している。上記授業計画はあくまで予定であり、天候などにより随時変更もありうる。授業時間内に実技テストと筆記試験を実施する。

授業方法

指導教官の全体指導の下に班別課題学習(初心者を中心に授業を展開する。中上級者は、初心者指導の補助及び課題を与えて自由練習となる。)

準備学習

授業時に配付するテキストを呼んでおくこと。日常から体調管理に気を配り、意欲的に取り組むこと。身体を動かすことを楽しみ、積極的に実技に取り組むこと。技術に関しては、前週の内容のイメージトレーニングをすること。(30分)

成績評価の方法

平常点(クラス参加、グループ作業の成果等):40%
学年末に実技テスト(30%)、筆記テスト(30%):60%
開講授業数の2/3以上の出席を持って単位を認定する。評価は平常点(40%)、実技点(30%)、筆記点(30%)である。

履修上の注意

履修者数制限あり。(24名)
第1回目の授業に必ず出席のこと。