スポーツ・健康科学Ⅰ(TE②)
quality of life―
003-D-100

担 当 者 単 位 数 配当年次 学 期 曜 日 時 限
大越 敦 講師 2 通年 2

授業概要

何らかの理由により、通常の授業を受講できない学生に対し身近にある疾患や基本的な医学敵知識、予防医学
公衆衛生学などの知識の理解を目的とし、単位を取得して頂くことを目標とする。

到達目標

身近な疾患や身体の仕組みなどについて理解をし、正しい知識を習得してもらうことを目標とする。

授業計画

1 オリエンテーリング(1年間の講義の進め方、理解度を判定するための試験実施について)
2 生活習慣病とメタボッリクシンドロームの概念について
(社会環境の変化と予防医学を含めて)
3 メタボリックシンドロームと言う概念が世界的に必要になった理由
4 メタボリックシンドロームが体に与える影響、将来重篤な病気にならないように予防する意義について。
5 メタボリックシンドロームの診断基準について。
6 高血圧症、糖尿病、高脂血症とメタボリックシンドロームの関係について。
7 悪性腫瘍の罹患率、死亡率、要因について(人種・環境・感染症などによる違いについて)
8 感染症の概念(細菌感染・ウイルス感染の違いなど)
9 細菌感染について、(結核菌かんせんを含む)
10 ウイルス感染について(インフルエンザ・テング熱・エボラ出血熱など)
11 遺伝性疾患について(ダウン症候群など)
12 難病とは、概念と難病指定されている疾患について
13 難病疾患に指定されている疾患について(疾患のうち若い人に多い疾患)
14 人口統計・高齢化社会・少子高齢化について
日本人の平均寿命が高い理由を含め
15 予備日
16 生活環境について(人体に与える影響・原因となる疾患)
17 介護保険について
18 精神疾患について(身近にある鬱病など)
19 予防医学についって
20 膠原病について
21 ホルモンについて
22 人体の仕組みについて
23 アレルギーについて(花粉症・食物アレルギーなど)
24 病気に対する質問、知りたい疾患、最新の治療学について
25 医療の実情(最近のトピックスについて)
26 メタボッリクシンドロームを含めた生活習慣病のおさらい
27 肝炎ウイルスと医原性疾患
28 高血圧・高脂血症・糖尿病について
29 授業のまとめ
30 予備日
その日に講義する内容をコピーし学生に渡す。

授業方法

黒板を使った授業形式

準備学習

講義で知識として覚えておいて欲しい知識については指摘するので授業後に確認しておくこと。(60分)

成績評価の方法

第2学期(学年末試験):40%(実技試験はしないので知識の吸収が大事)
平常点(クラス参加、グループ作業の成果等):60%(出席することが大事(少なくとも3分の2以上出席した者のみ、評価の対象となる))
○×形式なので知識の習得が評価のポイントとなる