スポーツ・健康科学Ⅰ(フライングディスク)
003-D-100

担 当 者 単 位 数 配当年次 学 期 曜 日 時 限
島 健 講師 2 通年
1
2

授業概要

「フライングディスク(商品名:フリスビー)」を使った世界フライングディスク連盟公認10種目から数種目を体験し、基本技術やルール等を学ぶ。
ディスクを「遠くに飛ばす」「正確に投げる」といった能力を競うディスタンスやアキュラシー、手軽にできる個人種目「ディスクゴルフ」、相手との駆け引きを考える頭脳戦「ダブルディスクコート」、スロー技術と走力などを必要とする団体種目「アルティメット」といったさまざまなディスクスポーツの実践を通して、フライングディスクに必要な技術(飛距離・正確性・滞空時間・キャッチ力など)と能力を身につけていきながら、男女や体力差に関わらずディスクスポーツそのものを楽しむ。
既存のスポーツとは違ったニュースポーツの体験を通じ,生涯スポーツとして性差や能力差を越えてスポーツを楽しむことを考える機会を提供したい。

到達目標

年間を通して健康・体力の維持増進を図ることを目的とする。また年に数回行われる健康・体力に関わる講義およびトレーニングルームを使用した授業を通して、運動に関する知識・実践方法を習得することで、自ら運動する習慣を身につけられるようになる。
そしてメインであるフライングディスク種目を体験する中で、フライングディスクの基本的なスキルとゲーム戦術を学び、それぞれの競技ができるようになるとともに下記の獲得を目標とする
・ フライングディスクに必要な技術(飛距離・正確性・滞空時間・キャッチ力など)を身につける
・ フライングディスクを生涯スポーツとして楽しめる能力と知識を身につける
・ チームプレーを通してコミュニケーションやグループワークについて学び、今後の活動に生かせるようになる
・ セルフジャッジを基本とするフライングディスクスポーツの体験からフェアプレーの意味を理解し説明できる
・ IOC公認競技となったフライングディスクの奥深さを学び、スポーツとして説明できるようになる

授業計画

1 オリエンテーション
2 基礎技術1(バックハンドスロー&キャッチ)、ディスタンス
3 基礎技術2(サイドアームスロー&キャッチ)、アキュラシー
4 トレーニングルームでの授業(トレーニングの実践)
5 基礎技術3(アップサイドダウンスロー&キャッチ)、セルフコートフライト(MTA)
6 基礎技術4(スロー総復習)、ディスクゴルフ(ルール理解・基礎編)
7 DDC(ルール理解、基礎練習)
8 DDC(スローの投げ分け・ゲーム1)
9 スポーツテスト
10 DDC(コールとタイミング・ゲーム2)
11 DDC(ポジショニング・ゲーム3)
12 DDC(ゲーム4・総当たり戦)
13 ガッツ・ディスクドッヂ
14 講義(生活習慣と健康)とまとめ
15 ふりかえり
16 基礎技術5(スロー復習+テクニカルスロー)
17 アルティメット(ルールの理解とスピリット・オブ・ザ・ゲームについて)
18 アルティメット(オフェンスについて:バーティカル)、ミニゲーム(5人対5人)
19 アルティメット(ディフェンスについて:マンツーマン)、ミニゲーム(5人対5人)
20 アルティメット(オフェンスについて:ホライゾン)、フルコート(7人対7人)
21 アルティメット(ディフェンスについて:ゾーン)、フルコート(7人対7人)
22 アルティメット(リーグ戦1)
23 アルティメット(リーグ戦2)
24 アルティメット(リーグ戦3)
25 ディスクゴルフ(ラウンド)
26 ゴールドッヂ(ルールと戦術の理解)
27 ゴールドッヂ(ゲーム)
28 個人種目記録会、授業総括
29 講義(ストレスと健康)とまとめ
30 ふりかえり
・毎回最初に各種トレーニングを行う。学んだものを日々実践してみること
・授業計画はあくまでも予定であり、天候、受講生の習熟度によって変更する場合がある
・天候により、集合場所が変更になる場合があるので、別途掲示板で指示する
・なお1限と2限は教場が異なるためシラバスが異なる週がある
・雨天でも運動できる用意をしておくこと

授業方法

・実技ではチームを分けてグループワークを行う
・グループでのディスカッションなどを含んだ授業を行う

準備学習

・授業時に配布するテキストを読んでおくこと(約30分)
・また種目毎に配布さるプリントや提示される資料映像などを見て理解しておくこと

成績評価の方法

平常点(クラス参加、グループ作業の成果等):40%
実技点:30%
理論点:30%
・授業開講回数の3分の2以上した者のみ評価の対象となる
・出席、技術、理解度を総合的に評価する
・その他、授業時の態度、毎回記入する実習ノートの内容および記録測定の結果等を合わせて評価する

履修上の注意

履修者数制限あり。
第1回目の授業に必ず出席のこと。