特殊講義(金融商品取引法)
011-B-331

担 当 者 単 位 数 配当年次 学 期 曜 日 時 限
松元 暢子 教授 2 3~4 第2学期 4

授業概要

上場会社や証券取引に関するルールを定めている金融商品取引法の主要な規制を扱う。

到達目標

上場会社や証券取引に関する基本的なルールを理解する。

授業計画

1 金融商品取引法の意義
2 金融商品取引法の適用範囲
3 上場会社
4 ディスクロージャー制度(1):発行開示制度
5 ディスクロージャー制度(2):継続開示制度
6 開示書類の虚偽記載等
7 開示書類の虚偽記載等に関する事例
8 公開買付制度、大量保有報告制度
9 公開買付けに関する事例
10 金融商品取引業の規制
11 金融商品取引業者等の行為規制
12 不公正取引(1):相場操縦等
13 不公正取引(2):インサイダー取引等
14 デリバティブ取引に関する規制
15 理解度の確認
講義の進行状況に応じて内容・進め方を変更することがある。

授業方法

適宜質疑応答を交えながら、講義形式により行う。

準備学習

事前に教科書や裁判例の該当箇所を読んでおくこと(1時間)。

成績評価の方法

第2学期(学年末試験):90%
平常点(クラス参加、グループ作業の成果等):10%
平常点は、授業中の質疑応答に対する回答等によって評価する。
なお、履修者数が少ない場合には、学年末試験80%、平常点20%とする場合がある。
試験については、後日、冊子「法学部の試験」を通じて解説を行う。

教科書

近藤光男ほか『金融商品取引法』(基礎から学べる)第3版、弘文堂2015年、ISBN=9784335356087

参考文献

授業において適宜指示する。