社会学Ⅰ
社会学の基礎―
012-A-051

担 当 者 単 位 数 配当年次 学 期 曜 日 時 限
数土 直紀 教授 2 1~4 第1学期 3

授業概要

社会学の基本的な理論と方法の学習を目的とします。取り上げられる社会学理論は、方法論的個人主義、方法論的集合主義、機能主義、エスノメソドロジー、構造化理論、そして合理的選択理論です。また、扱われる社会学の方法は、意味解釈的アプローチ(フィールドワーク、資料分析)、計量的アプローチ(社会調査)、数理的アプローチ(数理分析、シミュレーション)です。

到達目標

・社会学の基本的な理論と方法を習得し、それらについて正しく説明することができるようになる。
・現実社会のさまざまな問題を学問的に考察するための基礎的な能力を身につける。

授業計画

1 社会学の理論(1):ウェーバーの社会学I
2 社会学の理論(2):ウェーバーの社会学II
3 社会学の理論(3):デュルケムの社会学I
4 社会学の理論(4):デュルケムの社会学II
5 社会学の理論(5):構造機能主義
6 社会学の理論(6):エスノメソドロジー + 小テスト
7 社会学の理論(7):構造化理論
8 社会学の理論(8):合理的選択理論
9 社会学の方法(1):意味解釈的アプローチI
10 社会学の方法(2):意味解釈的アプローチII
11 社会学の方法(3):計量的アプローチI
12 社会学の方法(4):計量的アプローチII + 小テスト
13 社会学の方法(5):数理的アプローチI
14 社会学の方法(6):数理的アプローチII
15 まとめ

授業方法

講義形式でおこないます。講義を進める際にはパワーポイントをもちいますが、そのための資料はwebをつうじて配布します。各自でダウンロードをし、準備してください。

準備学習

授業後は、講義の内容をしっかりと見返したうえで整理・理解し、学んだことの定着につとめてください。またその際には、小テストを有効に利用してください(30分~1時間)。
授業で紹介した文献のうち、興味をもったものについて1~2冊程度は通読する(15時間程度)

成績評価の方法

第1学期(学期末試験):70%(講義内容に対する正確な理解)
小テスト:30%(2回に分けて、簡単な小テストを実施します。)

教科書

ありません。

参考文献

内容が多岐にわたるので、授業内の適当なタイミングをみて、その都度紹介します。