政治学科基礎演習Ⅰ
012-A-001

担 当 者 単 位 数 配当年次 学 期 曜 日 時 限
三輪 洋文 准教授 2 1 第1学期 3

授業概要

 政治学・社会学・国際関係を学ぶために必要な基礎的知識を習得し、問題意識(学問への動機づけ)を涵養しながら、主体的に学問する作法・技法を身につける。このため特に、①学術文献等の正確な読解力の養成、②調査・情報収集方法の会得、③適切なノートやメモの取得方法の習得を踏まえ、④論理的な思考に依拠して、⑤ある課題を設定し、それについて、⑥口頭発表・討論や、⑦レポートとして整えられた文章の作成を通じ、自分の意見を分かりやすく他者に伝えることを、意識的に実践する。その際、⑧調査活動や論文作成などに際して必須となる研究倫理に関する規範意識も身につけていく。

到達目標

 特に政治学・社会学・国際関係に焦点を当てる形で、大学において学問を修得する上で不可欠となる、課題発見、調査・情報収集・分析、討論、報告、レポート執筆に関する作法・技法の会得および、研究倫理の徹底を目標とする。

授業計画

1 ガイダンス
2 各担当教員による①
3 各担当教員による②
4 各担当教員による③
5 各担当教員による④
6 各担当教員による⑤
7 各担当教員による⑥
8 各担当教員による⑦
9 各担当教員による⑧
10 各担当教員による⑨
11 各担当教員による⑩
12 各担当教員による⑪
13 各担当教員による⑫
14 各担当教員による⑬
15 総括
各回の具体的内容は、第1回目の授業時に各担当教員により提示される。

授業方法

 政治学科基礎演習は、同学科基礎講義とともに、初年次教育の中核をなす。
 「政治学科基礎演習Ⅰ」はホームルームを兼ねており、入学時に割り振られたホームルームごとに新入生をクラス分けする。
 少人数クラスを活かして、和洋書の講読のほか、議論や研究発表、レポート執筆など、履修学生の積極的な参加を求める授業内容となる。
 ただし、演習で取り扱うテーマ、教材、進行予定等は、各クラス担当教員によって異なる。第1回目の授業で、各クラス担当教員から、演習の内容・計画・方法について詳しい説明がある。

準備学習

担当教員の指示に従うこと。

成績評価の方法

レポート:25%(レジュメの内容、構想報告の内容、レポート本体の内容)
平常点(クラス参加、グループ作業の成果等):75%(出席状況、グループ作業の報告内容、割り当てられた文献の報告内容、討論への参加姿勢)
提出されたレポートについては、採点後に希望者に対して個別に内容についての講評を提示する。
 
 ここでは、この授業の代表者である元田の成績評価方法・基準を例として挙げておく。
 学科全体の方針として、複数の観点から評価することになっているが、評価項目や項目間の配分など詳細については、各担当教員が定める。
 4回以上欠席、または1度もレポートその他の課題を提出しなかった場合は、単位を認めない(全クラス共通)。

教科書

各担当教員が指定し、配布する。

参考文献

各担当教員が指定する。

履修上の注意

履修者数制限あり。
第1回目の授業に必ず出席のこと。

その他

 政治学科基礎演習は、政治学科1年生向けの授業であり、同学科1年生は全員履修することが求められる。また、1年次で履修しなければ、単位は認められない。
 「政治学科基礎演習Ⅰ」はホームルーム割当てによってクラスを編成する(学生が自分で変更することはできない)。
 4月の履修登録に際しては、ホームルーム担当教員名と、それに対応する時間割(月2限か月3限か)を記入すること。 
 なお、「政治学科基礎演習Ⅰ」(第1学期)と「政治学科基礎演習Ⅱ」(第2学期)とは独立しており、各2単位である。「政治学科基礎演習Ⅰ」の単位が修得できなかった場合でも、「政治学科基礎演習Ⅱ」を履修することができる。