簿記論B
簿記2級を確実に取得する!―
022-B-260

担 当 者 単 位 数 配当年次 学 期 曜 日 時 限
根岸 利行 講師 4 2~4 通年 5

授業概要

ビジネスマン(社会人)として身に付けておかなければならない会計知識を習得することを主目的とし、同時にビジネスマン(社会人)としての礼儀・所作等に関しても身に付けてもらうことを目的とします。講義形式+徹底した実践演習を通して、この社会で通用する人間になってもらいます。

到達目標

日商検定簿記2級の取得、その後の税理士・公認会計士等への基本の習得

授業計画

1 簿記一巡の手続、財務諸表、現金預金、債権・債務
2 棚卸資産、有価証券①売買目的有価証券
3 有価証券②満期保有目的債券・その他有価証券等
4 固定資産①有形固定資産
5 固定資産②リース会計・無形固定資産・ソフトウェア・投資その他の資産
6 債務保証、引当金
7 収益と費用、為替換算会計
8 株式会社の純資産
9 企業結合、税金
10 決算、本支店会計
11 連結会計①支配獲得日の連結手続き
12 連結会計②支配獲得後の連結手続き
13 連結会計③連結会社相互間取引の相殺消去等
14 連結会計④未実現損益の消去
15 理解度の確認(定期試験)
16 工業簿記の基礎・記帳体系(個別原価計算)、材料費会計
17 労務費会計、経費会計、製造間接費会計
18 部門別計算、工場会計、工企業の財務諸表
19 単純個別原価計算、工業簿記の記帳体系(総合原価計算)、総合原価計算①単純総合原価計算等・工程別総合原価計算
20 総合原価計算②組別・等級別総合原価計算・減損及び仕損、標準原価計算
21 原価・営業量・利益関係の分析、直接原価計算
22 直前答案練習1回
23 直前答案練習2回
24 直前答案練習3回
25 会計と経営
26 会計と金融
27 会計と税務
28 会計と法律
29 公会計
30 理解度の確認(定期試験)
講義日程とは別に補講を行う予定です。

授業方法

講義ではプロジェクター投影により映像を使い説明を行う場面もあります。投影(又は板書)する内容はレジュメを配布しますので、ノートを取る手間がかからない分、講師の説明に集中できます。また、豊富な実践演習も行いますので、着実に会計知識が身に付きます。

準備学習

3級、2級の内容を忘れている方は、予め授業前にテキストの該当箇所を確認し、不明な点をピックアップしておくこと(1~2時間)。また、その回の復習として、課題(1回当たり3時間分の問題演習)を解答して、次回の講義にて提出してもらいます。

成績評価の方法

第1学期(学期末試験):30%
第2学期(学年末試験):40%
出席及び課題の提出、講義に臨む姿勢:30%
11月の検定試験の結果(点数等)も「出席及び課題の提出、講義に臨む姿勢」に加味します。また、既に検定試験に合格している人については、11月の検定試験合格者と同等の評価をします。課題については、授業内で解説を行います。

教科書

『ALFA2級商業簿記テキスト・問題集・解答集
『ALFA2級工業簿記テキスト・問題集・解答集
『日商2級総まとめ(商業簿記)
『日商2級総まとめ(工業簿記)
『合格のための総仕上げ「過去問題集 日商簿記2級」
第1回講義日に販売致します。販売の詳細については経済学部掲示板にて事前にお知らせ致します。

履修上の注意

履修者数制限あり。(200名)
第1回目の授業に必ず出席のこと。

その他

①簿記入門Ⅰ-A、Ⅱ-A若しくは簿記入門Ⅰ-B、Ⅱ-B履修済みの者又は日商簿記2級の勉強を一通り修了している者を前提とします。
 
②履修希望者は、4月1日に実施される「簿記クラスガイダンス」に必ず出席してください。簿記論Aと簿記論Bは基本的に同じ内容ですが、教室の収容定員の関係から、G-Port上での抽選によって履修者を事前に決定します。止むを得ず抽選に参加できなかった場合には、履修者数に余裕があるクラスのみを対象とした追加募集に申し込んでください。抽選方法及び追加募集の詳細については、「簿記クラスガイダンス」で説明します。