演習(2年生)
消費者行動分析とマーケティング戦略―
022-B-200

担 当 者 単 位 数 配当年次 学 期 曜 日 時 限
青木 幸弘 教授 2 2 第2学期 5

授業概要

本演習においては、消費者のニーズや購買行動に関する分析(アンケート調査など)をベースに、現代企業のマーケティング戦略(製品・ブランド戦略や広告コミュニケーション戦略など)を研究していく。

到達目標

マーケティング戦略およびマーケティング・リサーチに関する基礎知識を習得すると共に、3年次演習での高度な課題を達成する能力を身につける。

授業計画

1 イントロダクション:授業計画の説明と研究グループ編成
2 プレゼンテーション実習(1):研究テーマについてのプレゼンテーション資料作成
3 プレゼンテーション実習(2):研究テーマについてのプレゼンテーション資料作成<続>
4 グループ研究中間報告(1):テーマ設定と業界分析
5 基礎概念の復習(1):ケースメソッドによるクラス討議
6 基礎概念の復習(2):ケースメソッドによるクラス討議<続>
7 リサーチ実習(1):調査設計と調査票の作り方
8 リサーチ実習(2):グループ・インタビュー
9 グループ研究中間報告(2):仮説設定と調査設計
10 データ分析実習(1):SPSSを用いた調査データ分析
11 データ分析実習(2):SPSSを用いた調査データ分析<続>
12 グループ研究中間報告(3):予備調査結果の報告
13 グループ研究中間報告(4):予備調査結果の報告<続>
14 グループ研究中間報告(5):予備調査結果の報告<続>
15 到達度の確認
上記のように、マーケティングの基礎概念についてケースメソッドによるクラス討議で復習しつつ、市場を分析しマーケティング戦略を立案する上での枠組みと能力の修得につとめる。また、アンケート調査の設計やデータ分析の手法についても学ぶ。

授業方法

本演習では、単にマーケティング理論を学ぶだけではなく、将来、マーケターとして必要となる様々なスキル(分析力、企画力、プレゼンテーション力、等)の修得にも重きを置いている。このため、上記の講義・実習と並行する形で、少人数のグループに分かれて、具体的テーマでの実証研究に取り組む。

準備学習

配付資料や関連資料に目を通し、重要なポイントを把握・理解しておくこと。また、指示に従って事前の課題に取り組み報告準備をしておくこと(1時間)。

成績評価の方法

レポート:30%
平常点(クラス参加、グループ作業の成果等):70%
授業中の中間報告に加えて、学年末に提出された研究報告書によって評価する。