日本文学講義Ⅱ
〈うた〉のフォークロア―
033-A-107

担 当 者 単 位 数 配当年次 学 期 曜 日 時 限
赤坂 憲雄 教授 4 2~4 通年 4

授業概要

〈うた〉のフォークロアについて。そもそも〈うた〉とは何か。その起源から説き起こしつつ、日本文化のなかの〈うた〉の歴史や民俗について考えてみたい。神話のなかの〈うた〉から、子守り唄・童謡や唱歌・民謡、さらには流行り唄にいたるまでをテクストとして、日本人にとっての〈うた〉のもつ意味や役割などに多元的な光を射しかけてみたい。

到達目標

〈うた〉を起点として日本文化を知るレッスンを通して、自己認識を深めることができるようになる。

授業計画

1 〈うた〉とは何か1
2 〈うた〉とは何か2
3 〈うた〉とは何か3
4 〈うた〉を読む/子守り唄1
5 〈うた〉を読む/子守り唄2
6 〈うた〉を読む/子守り唄3
7 〈うた〉読む/童謡と唱歌1
8 〈うた〉読む/童謡と唱歌2
9 〈うた〉読む/童謡と唱歌3
10 〈うた〉読む/童謡と唱歌4
11 〈うた〉を読む/民謡1
12 〈うた〉を読む/民謡2
13 〈うた〉を読む/民謡3
14 授業のまとめ
15 振り返り
16 〈うた〉を読む/戦後の流行り唄1
17 〈うた〉を読む/戦後の流行り唄2
18 〈うた〉を読む/戦後の流行り唄3
19 〈うた〉を読む/戦後の流行り唄4
20 〈うた〉を読む/戦後の流行り唄5
21 〈うた〉を読む/戦後の流行り唄6
22 〈うた〉を読む/戦後の流行り唄7
23 〈うた〉を読む/戦後の流行り唄8
24 〈うた〉を読む/戦後の流行り唄9
25 〈うた〉を読む/戦後の流行り唄10
26 〈うた〉を読む/戦後の流行り唄11
27 〈うた〉を読む/戦後の流行り唄12
28 〈うた〉を読む/戦後の流行り唄13
29 授業のまとめ
30 振り返り

授業方法

講義形式を基本とする。必要に応じて映像・音声資料を活用する。

準備学習

授業の中で紹介する文献を積極的に手に取り、読んでみること。

成績評価の方法

レポート:70%(自分の頭で考えること。)
平常点(クラス参加、グループ作業の成果等):30%
第1学期のレポート(2000字)
第2学期のレポート(2000字)

参考文献

赤坂憲雄『北のはやり歌』(筑摩選書)、筑摩書房2013
赤坂憲雄『子守り唄の誕生』(講談社学術文庫)、2006
その他、授業のなかで別途指示する。

履修上の注意

第1回目の授業に必ず出席のこと。