現代研究コースゼミナールB
名演説で学ぶアメリカの文化と社会―
034-A-311

担 当 者 単 位 数 配当年次 学 期 曜 日 時 限
上岡 伸雄 教授 4 3~4 通年 2

授業概要

現代のアメリカを代表する政治家、実業家、文化人などの演説を読み、聞き取り、暗誦することで、使える英語力の向上を目指す。さらに、演説の背景を各自が調べることで、アメリカの文化や社会についての知識を深め、卒論に生かせるようにする(3年生は卒論につながるレポートの作成を目指す)。また、卒論の英文レジュメが正しく書けるように、英作文の指導もしたい。『はじめての英語論文』第2部の基本フレーズを毎回覚えてくること。

到達目標

英語の演説や資料を読む読解力と、それを英語でまとめる作文力をつける。さらに演説の社会背景への理解を深める。

授業計画

1 イントロダクション
2 Barack Obama, “A More Perfect Union”
3 Oprah Winfrey
4 映画鑑賞
5 Martin Luther King(2年のテキストより)
6 Jimmy Carter
7 図書館ガイダンス
8 Ronald Reagan
9 Jesse Jackson
10 George W. Bush
11 Noam Chomsky
12 Barack Obama, “We Are One People”
13 Al Gore
14 4年生卒論計画発表
15 第1学期まとめ
16 第2学期イントロ(英文レジュメ第一稿提出)
17 文献1
18 文献2
19 英文レジュメ第一稿についての討論会
20 文献3
21 文献4(4年生・英文レジュメ第二稿提出)
22 文献5
23 英文レジュメ第二稿についての討論会
24 文献6
25 3年生研究発表(1)(4年生・英文レジュメ第三稿提出)
26 3年生研究発表(2)
27 英文レジュメ第三稿についての討論会
28 英文レジュメ第三稿についての討論会(卒論についての最後のアドバイス)
29 まとめ
30 振り返り

授業方法

毎回、授業の最初に『はじめての英語論文』の基本フレーズを覚えているかどうか小テストで確認する。続いて、『名演説で学ぶアメリカの文化と社会』に沿って、一回に一つの演説を扱う。毎回2グループを担当とし、一つのグループが演説の背景を調べ、もう一つのグループが演説を分担して暗誦する。担当でない学生も必ず演説をよく読んでくること。確認のため、毎回聞き取りと訳のテストをする。4年生は卒論の準備を進め、進捗状況を学期末に発表。第2学期は、初回に4年生が卒論の英文レジュメを提出。それを皆で読み、添削し合い、英語を磨いていく。3年生は自分が選んだ研究テーマについて発表、その英文レジュメをまとめる。
夏休みの課題は、前期に扱った演説と関わる人物や事項についての本を読み、レポートにまとめること(3年生)。卒論の英文レジュメを書いてくること(4年生)。

準備学習

事前に教科書の該当箇所を読んでおくこと(約1時間)。

成績評価の方法

レポート:50%
平常点(クラス参加、グループ作業の成果等):50%
普段の授業での小テスト、学期末のテスト(またはレポート)に加え、発表や討論への貢献度も重視する。

教科書

和田朋子『はじめての英語論文』増補改訂版、すばる舎2013年、ISBN=978-4799102879
上岡伸雄『名演説で学ぶアメリカの文化と社会』、研究社2010年、ISBN=9784327452261

参考文献

授業で指示する。

履修上の注意

履修者数制限あり。(35名)
第1回目の授業に必ず出席のこと。