コミュニケーション演習(上級)(2)
ドイツ語文法の復習―
035-A-301

担 当 者 単 位 数 配当年次 学 期 曜 日 時 限
遠藤 浩介 講師 2 3~4 第2学期 4

授業概要

複雑なドイツ語の文章を読むためには、文法をどれだけ正しく理解しているか、そしてどれだけ素早く使いこなせるかがポイントになっていきます。この授業では、とくに複雑な文章を読解する際に必要になる文法事項を学びます。
学生の皆さんは、2年生までに重要な文法事項をひととおり学んできていると思います。その意味で、この授業はこれまで学んだ文法事項を復習する場になります。また練習問題を数多く解くことで、使いこなせる段階を目指します。

到達目標

2年生までに習った文法事項、とくに文に関する文法事項を理解し、使いこなせるようにする。

授業計画

1 導入
2 定冠詞・不定冠詞・冠詞類・無冠詞
3 前置詞の用法(1)空間と時間を示す前置詞
4 前置詞の用法(2)論理的なつながりを示す前置詞
5 従属文(1)従属接続詞を用いた従属文
6 従属文(2)関係文
7 従属の接続詞・副詞・前置詞の書き換え
8 zu不定詞句の用法
9 時制の使い方
10 名詞文体の扱い方
11 否定の仕方
12 分詞と冠飾句
13 語順
14 総括・まとめ
15 予備日
学習事項や順番については、履修者との話し合いのうえで変更する場合があります。

授業方法

各文法事項について解説をしたのち、こちらで用意した練習問題(書き換え問題やドイツ語作文など)を個人あるいはグループで解いていきます。なるべく解説は簡潔にし、練習問題に時間を割きます。また、定期的に小テストを行います。

準備学習

授業で扱う文法事項について、事前に文法の教科書を見てこれまでにならったことを復習してください。また、授業時に課題を出しますので、解いてきてください。(60分程度)

成績評価の方法

第2学期(学年末試験):30%
小テスト:35%
平常点(クラス参加、グループ作業の成果等):35%
学期末テストと小テストの結果、授業中の参加態度を総合して評価します。

教科書

授業時にプリントを配布します。授業の際に、これまでに使った文法の教科書と辞書を持ってきてください。

履修上の注意

履修者数制限あり。
第1回目の授業に必ず出席のこと。

その他

・かならず宿題をやってきてください。
・わからないことがある場合には積極的に質問してください。