学習・認知心理学ゼミナールA
認知心理学の実際:立案から論文執筆まで―
037-A-006

担 当 者 単 位 数 配当年次 学 期 曜 日 時 限
今井 久登 教授 4 3~4 通年 2

授業概要

認知心理学領域の研究を計画・実施し,論文にまとめるまでの力を身につけることを目的とした演習です。
4年生は各自の卒論を題材に,3年生は翌年の卒論を意識した形での取り組みを年間を通じて行います。

到達目標

・認知心理学の研究を遂行することができるようになる。
 
・各自の興味・関心に関連する内容の英語および日本語の論文を自主的に探し出し,読んだ上で,その論文の主旨を理解し,口頭および文書で論理的に説明することができる。
 
・上記に加え,学年別の到達目標として
 4年生:卒業論文の研究を確実に遂行し,論文にまとめる。
 3年生:4年生が研究を行う様子から学んだ上で,独自のグループ研究を行い,成果をプレゼンテーション形式で発表できる。

授業計画

1 オリエンテーション
2 認知心理学の研究の実践と議論
3    〃
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
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15 予備日
16 認知心理学の研究の実践と議論
17    〃
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29 1年間のまとめ(4年生から3年生へのアドバイスも)
30 予備日

授業方法

演習形式で行います。授業は,各自の進捗や成果を発表し,メンバーからの意見をもらったり,全員で議論したりする場とします。各自の課題は授業時間外で進めることが必要です。

準備学習

この科目では,授業時間外で各自で行っておくべきことが多くあります。
 ・自分の研究(4年生は各自の卒論,3年生は第2学期にグループ研究)を進める
 ・各自の研究テーマに関連した文献を探して自主的に読む など。
そのほか,教科書や参考書も随時参照しながら,自主的に作業を進めることを期待します。

成績評価の方法

平常点(クラス参加、グループ作業の成果等):60%(出席状況・議論への参加具合や貢献度)
研究のパフォーマンス:40%(研究の計画性・研究内容の質と量・研究に対する取り組みの誠実さ・最終成果)
 
上記を総合的に評価する。
欠席を前提としないので,万が一の欠席の際は,前日までに理由とともに必ず連絡すること。

教科書

酒井聡樹『これからレポート・卒論を書く若者のために』、共立出版2007

履修上の注意

第1回目の授業に必ず出席のこと。

その他

・当日の欠席は減点の対象とします。やむを得ず当日欠席をした場合には,必ず当日〜翌日内に理由と合わせて連絡すること。
 
・4年生で,卒論の主査を今井が担当することになっている者は,このゼミナールを履修すること。