※心理学特殊研究7
愛着理論の原点―
037-B-153

担 当 者 単 位 数 配当年次 学 期 曜 日 時 限
山本 政人 教授 2 2~4 第1学期 4

授業概要

愛着理論は児童虐待や家庭崩壊の増加によって再び脚光を浴びることとなったが、親子関係の理論としては必ずしもオーソドックスなものではなかった。しかし、今や愛着は親子関係をはじめあらゆる人間関係の基盤であると考えられるようになり、心理学だけでなく精神医学領域でも必須の理論となっている。ここではその原点であるボウルビィ,J.の原典を読み、現代の親子関係についての考察を深めたい。

到達目標

ボウルビィの原典を読んで愛着理論の基礎を理解し、それを現代の状況にいかに応用できるか考える。

授業計画

愛着理論の基礎と研究動向について概説した後、ボウルビィの著書を読んで討議を行う。

授業方法

演習形式で行う。

準備学習

指定した文献を読んでおくこと(60分)。

成績評価の方法

レポート:30%
平常点(クラス参加、グループ作業の成果等):70%
評価は学部生の基準で行う。

履修上の注意

履修者数制限あり。
第1回目の授業に必ず出席のこと。

その他

発達心理学の単位を修得した者または今年度履修する者に限る。