初等体育科教育法B
038-A-659

担 当 者 単 位 数 配当年次 学 期 曜 日 時 限
佐藤 陽治 教授 2 2~4 第2学期 5

授業概要

・初等体育科教育の目標、内容、発育発達に応じた指導法を理解し授業実践が可能な能力を養成する。
・初等体育科指導要領の運動六領域の内容、特性、安全な運営について理解する。
・単元計画を立て、学習指導案を作成し、模擬授業の実践を通して教員としての実践能力を養成、向上させる。
・生涯体育・スポーツへ向けての導入部としての初等体育教育の意義を理解し、運動やスポーツの楽しさ、挑戦することの楽しさ、達成感などを享受できる授業雰囲気を作る視点を持ち、また運動と健康に関する理解を深める。

到達目標

小学校教員として体育の授業を指導、運営できるようになる。

授業計画

1 「小学校学習指導要領解説 体育編」の内容と運動六領域の理解と実践(1):体育教育の目標と授業の特徴、
2 「小学校学習指導要領解説 体育編」の内容と運動六領域の理解と実践(2):心身の発育発達と初等体育科教育
3 「小学校学習指導要領解説 体育編」の内容と運動六領域の理解と実践(3):心身の発育発達と初等体育科教育
4 「小学校学習指導要領解説 体育編」の内容と運動六領域の理解と実践(4):運動技術の構造と運動分析力の学習
5 「小学校学習指導要領解説 体育編」の内容と運動六領域の理解と実践(5)小学校体育科の指導内容と授業の実際
6 「小学校学習指導要領解説 体育編」の内容と運動六領域の理解と実践(6)
7 「小学校学習指導要領解説 体育編」の内容と運動六領域の理解と実践(7):グループ別指導案の作成
8 「小学校学習指導要領解説 体育編」の内容と運動六領域の理解と実践(8):グループ別指導案の作成
9 「小学校学習指導要領解説 体育編」の内容と運動六領域の理解と実践(9):グループ別指導案の作成
10 「小学校学習指導要領解説 体育編」の内容と運動六領域の理解と実践(10):グループ別指導案の作成
11 模擬授業(1)・・・ディスカッション
12 模擬授業(2)・・・ディスカッション
13 模擬授業(3)・・・ディスカッション
14 模擬授業(4)・・・ディスカッション
15 まとめ
運動六領域中、水泳の授業は土曜日午後(13:00~14:30/14:40~16:10)に集中で2回実施する。実施日は未定である。模擬授業はグループ別(各6名)に運動六領域別で4課題の発表を実施する。

授業方法

一斉指導及びグループ別演習形式学習

準備学習

事前に文部科学省発行、小学校学習指導要領解説(体育編)を購入、熟読しておくこと。

成績評価の方法

レポート:20%(指導案、単元作成など)
平常点(クラス参加、グループ作業の成果等):20%(振り返り用紙提出、内容など)
振り返り、実技テスト、模擬授業評価等:60%(個人スキル、指導能力等)
授業の性質上出席を重視する。実技スキルの向上及び達成度、スキル指導能力、授業展開能力等を評価する。

教科書

文部科学省編『小学校学習指導要領解説 体育編』、東洋館出版

参考文献

島崎仁、杉山重利 編著『体育科教育の理論と実践』、現代教育社

履修上の注意

履修者数制限あり。(25名)
第1回目の授業に必ず出席のこと。