電磁気学2 物2年
041-A-231

担 当 者 単 位 数 配当年次 学 期 曜 日 時 限
渡邉 匡人 教授 2 2 第1学期 2

授業概要

電磁気学1から継続して、定常電流の作る磁場、アンペールの法則を中心にした静磁気学と、電磁誘導、変位電流等にみられる電磁場の動的性質を中心に解説し、電磁場の基礎方程式となるマクスウェル方程式を導き、電磁波の伝搬までを説明していく。。

到達目標

電磁場ついて理解し,Maxwell方程式から電磁波が空間を伝搬する様子を説明できるようになる.

授業計画

1 電流と電荷保存則
2 電気伝導
3 ローレンツ力
4 静磁場の基本法則
5 ベクトルポテンシャル
6 動いている電荷に働く力
7 時間変動する電磁場と電荷保存則
8 電磁誘導現象とコイルのインダクタンス
9 磁場と磁束密度
10 マクスウェル方程式
11 電磁場の波動方程式
12 電磁波の放射と伝搬
13 マクスウェルの応力
14 電磁場の運動量とエネルギー
15 電磁場のまとめ

授業方法

講義形式で進める。

準備学習

事前に配布した資料を読んでおくこと(約30分)。

成績評価の方法

第1学期(学期末試験):40%
中間テスト:40%
小テスト:10%
平常点(クラス参加、グループ作業の成果等):10%

教科書

長岡洋介『電磁気学2』(物理入門コース)、岩波書店1982

参考文献

ファインマンほか『電磁気学』(ファインマン物理学)、岩波書店1986
砂川重信『電磁気学』(物理テキストシリーズ)、岩波書店
砂川重信『電磁気学演習』(物理テキストシリーズ)、岩波書店

履修上の注意

第1回目の授業に必ず出席のこと。