電磁気学3 物2年
041-A-232

担 当 者 単 位 数 配当年次 学 期 曜 日 時 限
渡邉 匡人 教授 2 2 第2学期 2

授業概要

電磁気学1、2で学んだ電磁気学で不十分であったとおもわれる電磁波の振る舞いや物質の電磁波に対する応答など電磁気学のより深い理解をめざす。

到達目標

電磁場についての理解を深め,電磁波の発生と物質中での電磁波の伝搬の仕方について説明できるようなる.

授業計画

1 電磁気学の基本法則
2 電磁ポテンシャルとゲージ変換
3 遅延ポテンシャル1
4 遅延ポテンシャル2
5 遅延ポテンシャルから導かられる電磁場
6 運動している電荷による電磁場
7 等速度運動している電荷による電磁場
8 加速度運動している電荷からの電磁波
9 放射光の発生
10 電磁波の運動量
11 物質中の電磁場1
12 物質中の電磁場2
13 電磁波の吸収
14 誘電体の古典的モデル
15 まとめ

授業方法

講義形式で進める。

準備学習

事前に配布した資料を読んでおくこと(約30分)。

成績評価の方法

第2学期(学年末試験):40%
中間テスト:40%
小テスト:10%
平常点(クラス参加、グループ作業の成果等):10%

参考文献

清水忠雄『電磁気学I,Ⅱ』(基礎物理学シリーズ)、朝倉書店2009
砂川重信『理論電磁気学』第3版、紀伊国屋書店1999

履修上の注意

第1回目の授業に必ず出席のこと。