○物理学・数学演習1 物1年
041-A-161

担 当 者 単 位 数 配当年次 学 期 曜 日 時 限
田﨑 晴明 教授
高橋 雅裕 助教
2 1 通年週2回
4
5

授業概要

今後必要になる基礎的な数学を扱う。また、それらを用いた古典力学の問題を扱う。
具体的には、基礎的な微分方程式の解法、線形代数 (行列) の計算方法等を学び、バネの問題等を扱う。
ただ解法を学ぶのではなく、論理的な思考ができるようになることを目的とした証明問題も多く扱う。
自宅での復習と予習を必須とする。

到達目標

古典力学を扱うのに必要な数学的方法 (微分方程式、線形代数など) を習得し、それを用いて具体的な物理の問題を解けるようになる。
自分で考えて理解を進め、疑問点は調べたり、質問したりして解決できるようになる。
他の人に分かりやすく発表することができるようになる。

授業計画

「数学 I、II、III、IV」と密接に連携をとりながら、主として微分積分と線型代数の問題を扱うが、参加 者の理解度、興味の方向を勘案して適宜授業計画を定める。

授業方法

参加者全員がそれぞれ問題 (印刷して適宜配る) を解き、代わる代わる黒板を用いて発表し、それを全員で議論する。これは一方通行の講義ではなく、参加者全員が積極的に発表するのは言うに及ばず、理解出来ない個所があれば、発表者に質問もし、発表者も返答しなければならない。このように全員で議論しながらきちんと理解することを目的とする。

準備学習

【復習】前回までに発表された問題について、自分の「まとめノート」を作り、改めて解き直し、理解する (1 時間以上)。
【予習】まだ発表されていない問題に目を通し、自分で解く (2 時間以上)。

成績評価の方法

第1学期(学期末試験):50%
第2学期(学年末試験):50%
普段の演習への取り組み方等を考慮し、平常点を最大 20 %の範囲内で加点あるいは減点する。試験の評価の一部を小テストやレポートで代替する場合もある。

履修上の注意

第1回目の授業に必ず出席のこと。

その他

1 年次学生は、学籍番号末尾が奇数の学生のみがこのクラスを履修できる。末尾が偶数の学生は、もう片方のクラスを履修すること。それ以外の履修希望者は、担当者と相談すること。