基礎科学実験2(生命科学) 物1年
041-A-154

担 当 者 単 位 数 配当年次 学 期 曜 日 時 限
生命科学科全教員 1 1 第2学期 3、4、5

授業概要

生命科学に関する基本的な実験を行い、細胞、生物個体の成り立ちと活動を学び、微生物や培養細胞、植物の維管束構造、そして動物の諸器官の構造を観察する。さらにDNAとタンパク質を扱い、分子生物学、生化学の初歩を学ぶ。これらの実験を通して、試料、実験ノートの保存・管理の方法等について学ぶ。

到達目標

生命科学の実験に関する基礎的な実験手法の習得を目指す。具体的には、さまざまな生物試料に関する観察を通して、顕微鏡の使い方などが習得できるようになる。また、生物試料ならびにDNA、タンパク質などの生体分子の微量の取り扱いができるようになる。

授業計画

1 ガイダンス(器具の扱い、顕微鏡の使い方、細胞の計測法などを含む)
2 オオカナダモの原形質流動測定
3 微生物の観察
4 植物の細胞・組織・器官(原形質分離・プロトプラスト)
5 培養細胞の観察
6 動物の諸器官
7 細胞から分子へ:DNAの分析
8 細胞から分子へ:タンパク質の扱い
9 総括

授業方法

一人またはグループ単位で実験する。各自で実験ノートを作成し、それらを纏めて毎週レポートを提出する。実験の結果得られたデータの一部はコンピュータを活用して、分析・整理する。

準備学習

実験をスムーズに遂行するために、事前に配布される実験書等に目を通し、理解しておくこと。(約1時間)

成績評価の方法

レポート:50%
平常点(クラス参加、グループ作業の成果等):50%
平常成績ならびにレポートの内容を基に評価する。提出されたレポートについては、添削、あるいはコメントを付与して返却する。

教科書

実験書を配布する。

履修上の注意

第1回目の授業に必ず出席のこと。

その他

原則として欠席は認めない。病気でやむを得ず欠席する場合は,当日の担当教員に必ず連絡すること。