物理学2 化1年
042-A-145

担 当 者 単 位 数 配当年次 学 期 曜 日 時 限
後藤 緑 講師 2 1 第2学期 3

授業概要

物理学1に引き続き、ニュートン力学の応用例を学ぶ。

到達目標

質点と質点系の角運動量や回転運動の法則を理解し、質点系の運動や剛体の運動を解析できるようになる。
波を表わす量とその関係を理解し、波を三角関数により表わせるようになる。

授業計画

1 質点の角運動量と回転運動の法則(1)質点の回転運動
2 質点の角運動量と回転運動の法則(2)角運動量保存則
3 質点の角運動量と回転運動の法則(3)惑星、衛星の運動とケプラーの法則
4 質点系の重心、運動量と角運動量(1)質点系と剛体の重心
5 質点系の重心、運動量と角運動量(2)質点系の運動
6 質点系の重心、運動量と角運動量(3)質点系の角運動量
7 中間の理解度の確認
8 剛体の力学(1)剛体の運動方程式
9 剛体の力学(2)剛体の回転運動と慣性モーメント
10 剛体の力学(3)剛体の平面運動
11 慣性力
12 波動(1)波の性質
13 波動(2)波動方程式
14 流体の力学
15 理解度の確認、まとめ、総括

授業方法

「物理学1」と同様、講義形式で進める。なお、「物理学1」で学習した基礎原理を基に進めていくので、「物理学1」の理解が不十分な者は休み中に復習しておくこと。

準備学習

事前に教科書の該当箇所を読んでおくことが望ましい。
授業で出された課題は必ず提出すること。

成績評価の方法

第2学期(学年末試験):50%
中間テスト:45%
平常点(クラス参加、グループ作業の成果等):5%(集積状況、課題の提出状況)
中間試験と学年末試験、および日常の演習問題、出席状況等により総合的に評価する。

教科書

原 康夫『物理学基礎』第5版、学術図書出版1986

参考文献

秋光純 秋光正子著『基礎の力学』、朝倉書店2008

履修上の注意

第1回目の授業に必ず出席のこと。