有機反応論
042-B-321

担 当 者 単 位 数 配当年次 学 期 曜 日 時 限
草間 博之 教授 2 3 第1学期 2

授業概要

これまで学んだ有機化学の基本的な概念を、反応機構・分子軌道の立場から整理し直し講義する。

到達目標

有機化合物の反応,特に,芳香族化合物およびカルボニル化合物の性質と反応を理解し,有機合成化学への展開を学ぶ

授業計画

1 有機化学I, IIの復習
2 カルボン酸、カルボン酸誘導体の反応1
3 カルボン酸、カルボン酸誘導体の反応2
4 アルデヒド、ケトンの反応1
5 アルデヒド、ケトンの反応2
6 エノラートの化学1
7 エノラートの化学2
8 理解度の確認
9 酸化・還元反応
10 芳香族求電子置換反応1
11 芳香族求電子置換反応2
12 芳香族求電子置換反応3
13 アミン・複素環化合物の反応と性質
14 有機合成化学の基礎
15 授業のまとめ
上記の計画はおおよそのものであり、実際には多少の変更があり得る。

授業方法

ブルース「有機化学」を教科書として用いて、講義形式で行う。適宜演習等も行う。

準備学習

事前に教科書の該当箇所を読んでおくこと(約30分)。

成績評価の方法

第1学期(学期末試験):40%
中間テスト:40%
小テストおよび出席:20%
中間試験、期末試験、および出席状況、小テストを総合的に判断して成績を評価する。

教科書

大船、香月、西郷、富岡監訳『ブルース 有機化学』第7版、化学同人2014年、ISBN=9784759815856

履修上の注意

第1回目の授業に必ず出席のこと。

その他

前年度までに「有機化学I」「有機化学II」を受講していること(単位取得の有無は問わない)。