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エネルギー化学
―化学の立場からエネルギー全体を見渡す―
042-B-342
担 当 者 |
単 位 数 |
配当年次 |
学 期 |
曜 日 |
時 限 |
岡野 光俊 講師
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2 |
3 |
第1学期 |
月 |
1 |
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化学エネルギー、熱エネルギー、電気エネルギー、光エネルギー、核エネルギー、生体に関わるエネルギーの基本を理解し、それらの間の相互変換についても理解することを目指す。合わせて、エネルギーの分野において、化学が重要な役割を演じていることを学ぶ。さらには、エネルギー問題と環境問題との関わりについても考える力を養うべく学ぶ。
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エネルギーの種類とそれぞれの特徴について理解し、エネルギーが関係する問題について、自分の意見を述べることができるようになる。各種エネルギー技術において化学が果たす役割を理解し、化学技術の進化がエネルギー技術の進化に結びつくことを、自分の言葉で説明できるようになる。
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1 |
エネルギー概論(種類、特徴、等) |
2 |
エネルギー概論(特徴、相互変換) |
3 |
エネルギー概論(燃料、燃焼) |
4 |
核エネルギー |
5 |
石油 |
6 |
石油以外の炭素ベース燃料 |
7 |
水素エネルギー |
8 |
電気化学基礎 |
9 |
電池・キャパシタ |
10 |
燃料電池 |
11 |
光エネルギー(基礎・太陽電池) |
12 |
光エネルギー(湿式)。エネルギー技術の評価 |
13 |
バイオマス |
14 |
まとめと理解度の確認 |
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振り返り |
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講義。深い理解を促し、考える力を養うため、時間の許す限り対話を重視した授業としたい
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予習は、次の回の授業のキーワードをインターネットにより検索し、そのキーワードに関係するどのような話題(問題)が社会に存在するか調べておくこと。(約1時間)
復習は、配布されたプリントを再度内容確認しながら、自分が理解した内容を整理すること。(約1時間)
- 第1学期(学期末試験):80%(授業全体の分野について、重要項目の知識や理解度を確認する。)
- 小テスト:20%(理解度や考える力を提出物において評価する。)
- 毎回授業の最後に課す小課題において、授業の疑問点や自分の意見等を含めた積極的な内容を記述するとポイントが高くなりやすい。
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桂井 誠『基礎 エネルギー工学』(新・電気システム工学)初版、数理工学社、2002年、ISBN=4901683047
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第1回より通常の授業になります。